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扉を開くと、 草原が拡がる。 扉を開くと、 湖が拡がる。 扉を開くと、 星空が拡がる。 扉…
考える世界がわたしの世界になるのなら、 あえて闇もみよう。 闇のどこがいけないのか。 闇…
夢。 わたしは、右目の上に傷がある。 良く見ないと分からないけど。 それは、小さいころに…
「ただいまー。」 しーん。 それでも、必ず言うんだ。 ただいま、を。 みんないなくなっち…
空を見ていたら、 ふわっと身体が軽くなって、 光と共に風が吹いてきて、 思わず目を瞑ったら…
水の中にいると、ここにいるのに どこにいるのかわからなくなってしまう。 そして、 それを味…
まわりだした。 大きな決断をしたから。 まわりはじめたら、 毒出しがはじまった。 知らない間にできた、傷口のようなものが、 大きく大きく開いて、 どくんどくんと何やら沢山溢れだした。 とても怖いし、とても不快だけど、 進むためには、いらないものは出さなくちゃならない。 だから、毒出しが始まったら一瞬不安になるけど、 その流れをただ見ていればいい。 流れのままいたら、 必要なものが見えて、 不要なものも見えてきて、 軽くなってくる。 そうすると、大きく進むことがで
まわる。 めぐる。 さがる。 とまる。 のぼる。 すすむ。 大きくまわる。 大きくめぐる。 大…
手を洗おうとして、蛇口をひねったら、次々とタヌキが出てきた。 びよん、とのびて、 すとっ…
ゆらゆら揺れる、 あの影の中に 昔、天国に行った人がいた。 影は小さく、なぜその人がいるこ…
うじゃうじゃした暗闇がみえる。 真っ黒で、グルグルしている。 その円は時折止まり、またグル…
誰もいないのに、いる。 そんなときは、 そっと耳をすます。 気づかれないように。 誰もい…
鳴き声がきこえる。 わずかな隙間から、小さなちいさな声が。 ボクは、おばあちゃんのうちに…
朝目覚めるとと、まだ生きている、と思う。 また、1日が始まるのか。 仕方なく起き上がる。 自分では数回人生を終わりにしようとしたが、 上手くいかなかった。 逃げるな、甘えるんじゃない、 と 神さまが怒ったのだろう。 いや、 余りにもズタボロになったボクに、 情けをくれたのだろうか? 何をしていても、 自分じゃない。 いつからこんなになってしまったのだろうか? そもそもボクらしくなんて 生きたことがあったのか? 自分がないので人に流されているだけ。 他者が決めたこ