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イギリス旅行記

 2012年7月から8月にかけて、私はイギリスへ行った。私にとっては初めてのヨーロッパへの渡航であり、海外での月跨ぎは初めてだった。

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 まず、大阪府田尻町・泉佐野市・泉南市にある関西国際空港からカタール航空の飛行機に乗り、カタールのDohaへ向かった。違う暑さを感じた。空港の中にあるモスクや、外にある独特な建物から、中東にいることを実感した。専用バスで駐機場へ移動した。朝日は素晴らしかった。Dohaで、カタール航空で別の飛行機に乗り継ぎ、イギリスのロンドンにあるHeathrow Airportに到着した。到着後はバスでホテルに向かった。

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 ホテルの周辺にあるNatural History Museumを見学した。壮大な雰囲気の建物に外も中も圧倒された。幅広い分野の展示があり、豊富な内容だった。自然の奥深さを知った。「神戸スーパーマーケット」という、阪神・味時代震災の揺れを示す展示が印象に残った。究めることの素晴らしさを感じた。地学のRed,標本のGreen,恐竜のBlue,繭形のOrange Zoneというように区域が分かれた。その後、Piccadilly Circusに行った。現地にいることをより強く感じた。像の周りに広がる空気全体が心地よくさせた。周辺では、フィッシュ&チップスとラガービールを夕食として摂った。

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 翌日は、ロンドンを散策した。Horse Guards Parade周辺は、何気ない風景でも気になった。洋風の街並があり門は豪華で、美しく成り立っていた。また、Olympic Parkの競技場を見た。

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 周辺には、Olympic Villageがあった。オリンピックの選手がいると思うとワクワクした。

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 夜には、Wembley Stadiumでオリンピックのサッカーの試合を観戦した。競技場は非常に大きかった。試合開始時における歓声の大きさが凄かった。会場全体を楽しんで興奮した。周辺でも世界の人々との歓喜の輪に加われて嬉しかった。

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 翌日は、River Thamesに沿って歩いた。ずっと見たかった風景に出会った。Tower Bridgeを渡るとき緊張した。流れている建物1つ1つが偉大だった。わずかな間に水準の高さを強く感じた。

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 Charing Cross駅からは、National Railの列車に乗った。イギリスが鉄道発祥の地ということもあってか、出発から風格が漂った。路線が違うだけで雰囲気が違った。車両はしっかりとした存在だった。

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 National Railの列車で、Hampton Court駅まで行った。現地には美しい庭園があり、「これこそがガーデニングなのか」と思った。木の形が独特だった。眺めると、穏やかな様子が広がった。凝った風貌の建物であり、緑の色合いが素晴らしかった。尚、Hampton Court Palace大きな庭園に囲まれた煉瓦造りの宮殿で、1514年に建てられて、17世紀後半と18世紀半ばに更に築かれたという。

33・Hampton Court Palace周辺(自転車ロードレースタイムトライアル男子)

 Hampton Court Palace周辺では、オリンピックの自転車ロードレースタイムトライアルのレースを沿道で観戦した。独特の楽しさを感じた。

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 その後、Wimbledonという、一目置く存在の場所に向かった。当時、オリンピックのテニスの試合が開催されていて、外観から特別な存在を感じた。緑に囲まれる様子が、上品な雰囲気をしっかりと創り出していた。ゆったりとした。

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 その後、Earls Courtでオリンピックのバレーボールの試合を観戦した。まとまりやすい空間の中で、緑と赤になっているコートの部分が鮮やかに映った。他の競技の内容が、大きめの映像で放送されていた。尚、会場は1937年に落成し、屋内展示場を兼ねるという。周辺には文化に関する施設が多くあり、閑静な要素もあった。

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 その後、Paddington駅に行き、UNDERGROUNDという地下鉄の列車にFarringdon駅まで乗った。建物1つ1つに歴史があり、重みを感じた。英語での車内案内ということで新鮮だった。乗降の様子には親近感を抱いた。最古の区間は風景が高貴だった。暗いながらも独自の様子を感じ取ることができた。また、Baker Streetに行った。夜の街において、シャーロックホームズの名前が付くホテルがあり、盛り上がった。前に進んだ。

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 ロンドンには、St Pancras stationがある。Eurostarという、イギリスからフランス・ベルギーへ向かう列車の始発駅である。当時は大きな五輪印や銅像が存在していた。

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 翌朝、ホテルから歩いてHyde Parkに行った。広大な規模に驚いた。静かでゆったりとした過ごしやすい環境だった。午前中にはさわやかな空気を感じ取った。また、前夜には、オリンピック関連の催し物が行われていて、国旗が振られて、国際色豊かな雰囲気となった。尚、Hyde Parkは王立公園で、最古の荘園跡の面積が名称の由来だという。隆起に富む。1851年には世界初の万国博覧会の会場となったようである。

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 帰りも、Heathrow Airportからカタール航空の飛行機に乗った。空港は世界最大級の規模ということもあり、航空便・旅客数が非常に多い。訪問客を迎え入れるほどの状況となっていた。中で過ごしていて、表情が多いので楽しかった。尚、空港自体は1930年代に始まり1959年に都市を代表する国際空港になったという。複数の旅客ターミナルがあり民間会社が運営している。また、カタール航空の飛行機の機内は落ち着いて過ごしやすかった。邦画・洋画を字幕で鑑賞できた。機内食は豊富な内容だった。関西発とDoha発の便とでは、雰囲気が変わった。全体的には、充実した旅だったと思う。


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