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「アートでおしゃべり」体験者インタビューVol.04 大和ハウス工業株式会社 坂本里穂様

フクフクプラスが展開する、チームビルディングのためのプログラム「アートでおしゃべり」。実際にご体験いただいた企業の皆さまの声をご紹介する体験者インタビューリレーです。
(インタビュアー:磯村歩、文:服部しのぶ)

第4回目は、大和ハウス工業株式会社 本社 経営管理本部人事部 採用グループ 坂本里穂さんにお話をお伺いしました。

鑑賞会やっている様子_all


テレワーク時代、採用担当だからこそ感じる社内の“課題感”

-- まず最初に、坂本さんの業務内容を教えてください。

坂本さん(以下:坂):大和ハウスの採用グループで新卒採用を主に担当しています。今は2023年度入社の選考がもうすでに始まっているところです。
今回プログラムに参加したのは私と同じく新卒採用担当の2名と、それ以外は別の部署からの参加者でした。

-- 現状の業務はテレワークが中心かと思いますが、新卒採用担当チームの皆さんをはじめ、御社内では普段どのように業務の連携を行なっていますか?

坂:基本的には毎朝オンラインでの朝礼をしています。6名で15〜20分程度ですが、今日どういう業務をするのかチーム内でしっかり共有し、その他はチャットや電話などを使って確認、という流れです。やはり殆どがオンラインでのミーティングがメインになっているので、顔を見て直接話す機会は今は出社した時くらいで、本当にたまにしかない状況です。
私は採用に関するホームページ等の媒体管理を主に担当していますが、他のメンバーとは若干違う業務内容なこともあるので、朝礼の短い時間で全部を共有するのはやはり難しく、必然的にチャットや電話を使って話すことが多くなっています。

-- テレワークが続いて直接会う機会がないと、業務上の連絡だけでも大変ですが、それ以上に業務以外のやりとりはどんどん少なくなるのでは、と思いますが、そういった面での課題感やお困りごとなどはありますか?


坂:そうですね、それこそ出社していたらお互いに「今何してる?」という感じでふらっと話が出来ますが、今は雑談をするような時間がなかなかなくて。何か用事があるから電話をする、チャットをする、という形なので、本当に業務的な会話のみになってしまうのが、昔に比べてちょっと寂しいなと思います。
あと私達のチームにも新入社員がいますが、本来なら新入社員は先輩たちの姿を見て学ぶということがあると思うんです。些細なことですが、電話対応の仕方や、どうやって上司に報告をしているのかとか、そういうことが実際に見られない環境になってしまっているというのは、今は少し学び難い時代になってしまったのかなと感じます。

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-- それに対して、今は何か具体的な対策はされていますか?

坂:今の時点では、特に具体的な対策というのはないのですが、今のこの状況が当たり前になってしまってきていますね。新入社員が入って最初の頃は、半年くらい出社をして、同僚と一緒に仕事をする、ということを定期的にやっていましたが、今は新入社員本人も仕事に慣れてきて、最近はそういうこともあまり意識的していない状況です。


業務では気づかない、相手や自分自身の“人となり”に触れること


-- そういった状況の中、今回プログラムにご参加いただきましたが、参加する前は皆さんどんな反応でしたか?


坂:今回は採用グループや総務人事の方に(プログラム参加について)お声がけしましたが、まずはフクフクプラスの動画(下:Youtube)やサイトの情報を共有させていただいたんです。それを見た反応としては皆さん「面白そうですね」という感じで、すごく積極的にご参加いただけました。
参加した全員が元々アートに興味があるわけではないですが、業務以外のことでの研修というか、何かを学べる場、というのが面白そうだなと興味を持っていただけたようです。

-- では、実際に体験されてみてのご感想をお聞かせください。

坂:普段の業務上ではわからない、皆さんの違う一面を知ることが出来たな、と思います。それこそ、先ほどお話しした新入社員に関しては、仕事上ではかなり関わることが多いのですが、普段はわからない「こういう考え方、発想をするんだな」「発想が面白いな」とか、意外な一面を知ることが出来たので、すごく面白いなと思いました。

他にも、参加メンバーで他部署の方では、名前と顔は知っているけど実際にどういう人なのかは知らない、という方がいましたが、今回一緒に参加してみて、その人の考え方、発想の仕方を知れただけでなく、(プログラム中の)話し合いではこんなにたくさん会話をしてくれる人なんだなとわかったり、その人の“人となり”が垣間見えた気がして面白かったです。

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参加者記念品のミニ額装アートは、皆の目に触れるデスクのインテリアに。

実は当日参加するメンバーのチームのチャットグループを事前に作っていたんですが、プログラムの体験が終わった後すぐに皆さんから「楽しかったです、ありがとうございました」というメッセージがたくさん届いて。皆さんにとっても本当に良い時間だったんだなって感じられました。
美術館に行く機会もなかなかない中で、アートに触れて、それについて自分が考えたことを話して、更にそれをみんなが聞いてくれて受け入れてくれるという環境。すべてが日常にはない状況なので面白いなって感じましたし、やはりアートのように“正解がない”ものに対して自分がどう考えるか、という新しい気づきがありました。

“自分の思いを話して、それを受け入れてもらえる”ことに気づく大切さ


-- あるチームビルディングの調査の中でも、チームメンバーの発言量が多く、“自分の思いを話して受け入れてもらえる”という関係性がチームのパフォーマンスの高さにつながる、という結果が出ています。そういった意味でも、先ほどお話しいただいた内容は今後のチームビルディングに効果が得られそうですね。


坂:そうですね。やはり「自分の思いを話して、それを受け入れてもらえる組織なんだ」と感じられることって、きっと仕事をしていく中でもすごく大事なことだなと思うので、今回のような(受け入れてもらえる)経験があると、例えば自分が思ったことを話をしても「このチームはしっかり聞いてくれる、反応してくれるんだ」と思えるでしょうし、それはチームビルディングの中でもすごく重要だなと感じます。

仕事だとどうしても良い悪いというか、正解、不正解で考えてしまいがちで、否定的な部分というのも出てしまうこともあると思いますが、こういった研修を受けて“受け入れてもらえる”ということを感じられるのは本当に大切なことだと感じました。

-- 最初にお話しいただいた、今は何か要件がないとなかなか雑談、会話が出来ないという面でも、このプログラムが気軽にアイスブレイクができるようになるきっかけになると良いなと思います。

坂:そうですね。社内でのアイスブレイクももちろんそうですし、それと同時に採用担当としては、学生の内定期間中に“内定者向け”のイベントとしてやっても面白いなって思いました。内定者の方が入社するまでの1年ほどある内定期間に、他にも入社までのモチベーションを維持したり、心構えをするようなイベントは企画していますが、一緒に入社する仲間、同期のことを知る機会というのは実際には少ないので、仕事とは直接は関係のないアートを使ったプログラムとして、仲間の人となりを感じることができる、面白い研修になるんじゃないかなと感じます。

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チームで決めたアートのタイトルは、あたたかい社風が感じられます。


坂:本当に参加してみての満足度は期待以上で、自分が思っていた以上にすごく楽しい時間だったなと思いますし、特に忙しい人だからこそやって欲しいなって思いました。
仕事でバタバタしている時にこそ、少し脳みそのリフレッシュというか、気持ちのリフレッシュにもなると思うので。そういう人にこそ是非参加してほしい研修だなと感じました。

本日はどうも有り難うございました!

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