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#2020年秋の美術・芸術!コンテスト-中間のご報告 - ネオライトフュージョン宣言

#2020年秋の美術・芸術 !コンテスト-中間のご報告として、基本は、ほぼ時系列に(多少の順不動お許しください)、応募いただいた作品を、1作品ごとに、短文で評を入れさせていただき掲載させて頂きます。まずは、ご応募ありがとうございます。また、これから、応募ご希望の方も、ご覧いただき、ご自分の世界で、気軽にご応募くださいませ。

ネオライトフュージョン宣言
蝦空千鶴-EZORA Chizuru-さま、応募ありがとうございます。

(評)-artoday
筆者の理念である「ネオライトフュージョン宣言」についての全体像がまとめられている。
筆者の視点で体系化してある訳だ。

その前文として、日本国の流れ、そして、国民の民度についても触れている。今、例えば、Netの世界で多様な議論がなされている部分であるが、筆者は1つの方向性を提示している。

そして、ビギナーにも分かりやすく、「ライトノベルとは」と言う項目立てがあるが、
その中で、1990年に、当初はサブカルチャーとして、日本に芽生えた文化であり、二次元創作の1つであるライトノベルでもあったが・・
今後の表象文化に於ける、パラダイムシフトにおいても、ライトノベルのより大きな位置づけでの展開を望んでいるのだ。
それが、「ネオライトフュージョン宣言」と言うことになる。
これは、未来に向けての、ポストライトノベルと言うことだろう。
そこには、「楽しいだけのライトノベルからの完全な脱却」として、創作の原点を探り、そして、筆者は、今後、あるべき方向性を打ち出しているのだ。
筆者の深い思い入れが、理解できるフレーズだろう。
そのあたりの詳細は、ネオライトフュージョンとはの項目で、
“ライトノベル”を母胎に、人類学、人間学、心理学、美学といった4学問の導入に加えて、いわゆる従来からの芸術の文化体系の流れについても、吸収して行こうとしている。
そこには、20世紀欧米の前衛文学と自己意識運動を含めて、16種類の技法手法の融合も、記載される。

そして、ネオライトフュージョンの理念として、筆者は、
1.自己と世界の未知を開拓し、その真理を探究することである。
2.自国と自国の伝統芸能文化を護持し、次世代の繁栄と発展に繋げること。
その展開に、ネオライトフュージョン創作心得10箇条を掲げている。
その具体性の中で、ネオライトフュージョンの原理の1つとして、
例えば、「徹底したキャラクター創り」等、分かりやすく解説されている。
そこでは、ライトノベルの定義が現在も曖昧な理由や、用語解説まで、実にていねいな文脈だ。
「ライトノベルのコンセプト派としての新たなエリアと、そのムーブメントであり、そして哲学だ」と筆者は語る。
筆者である蝦空千鶴氏は、ライトノベルを愛してやまない、そして、今後の方向性までも懸念して、詳細にライトノベルのあり方を探り、
結果を出そうしている真摯な態度は理解できるだろう。
単なる美術・芸術論にとどまらず、筆者が、広い文化エリアの内容をライトノベルに取り入れたいと言う理念の文章だ。

創始者は、いつの世もアバンギャルドとなりますが、お気持ちを読者さまが理解できる事を望んでおります。
ご応募ありがとうございます。

(追記)ごく私的な視点(極)、そこが大切と存じております。どなたでも、ご自身の気軽な文脈で、このコンテストに応募下さい。美術・芸術(デザインとして表象された物も含みます)という範囲も広いと存じます。美術系のエッセイや文章に限らず、ご自分の絵画とコメント、写真とコメント、etc...お待ちしております。

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