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【本から学ぶ】成果主義から一歩外へ出る【18-1】

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私がHSPという気質を知るキッカケとなった『「繊細さん」の本』の著者である武田友紀さんの著書です。

「繊細さん」の本に関する記事はこちら

本書では繊細さん(HSP)が繊細な感性で毎日の「いいこと」をキャッチし、めいいっぱい幸せを味わう方法が書かれています。

まず幸せをふやすポイントとしてあげられているのが、「成果主義から一歩外に出る」ということです。

心にじんわり湧いてくる幸せは、どこかを目指すものではなく、自分の心で感じて完了していくもの。
幸せは、主観の世界にあるものなのです。
一方、私たちが生きる社会では、成果主義が幅を利かせています。
「なにごとも効率よくスピーディーに」
「生産性を高める」
「人の役に立つ人間であれ」
これらの成果主義は、客観の世界にあるものです。

武田友紀『今日も明日も「いいこと」が見つかる「繊細さん」の幸せリスト』,ダイヤモンド社,2020,P31-32

正社員として働いていた頃はまさに成果主義の現場でした。自分の売り上げをいかにスピーディにたくさん獲得するか、事務処理をどれだけたくさんこなせるかを常に求められていました。

それが身についてしまいすぎて、日常生活や趣味でも効率よくスピーディに意味のあることをせねばと予定を詰め込んだり、無駄な時間を省いていました。

充実しているはずなのに、幸せは感じていませんでした。なんだか生き急いでいるようにさえ感じていました。

成果主義が客観的だということは、他人軸の判断に振り回されるということです。私が他人軸で生きてきてしまった理由のひとつがまた解明されました。こんな所で自分軸、他人軸の話と繋がるとは思いませんでした。

成果主義は仕事だけにとどめておいて、自分軸で主観的に物事を感じ、幸せを探してゆきたいです。

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