どんな気持ちも全部大丈夫
昨日ふと思ったこと。twitterにメモした気付き。
夫と散歩しながら話した中で、昨日はなぜか戦争の話になった。第二次世界大戦の沖縄について。わたしのルーツは沖縄にある。その沖縄は第二次世界大戦で日本唯一の地上戦を経験したところ。
わたしの母はまだ幼かったけど、祖父母はど真ん中で戦争を経験することになってしまった世代。想像もしたくないほどの悲惨な時代を祖父母がどうにか生き抜いてくれたから母がいて、わたしがいて、今ここでまだいろいろなことを体験できている。そう気づくと、そもそも生きていなかったら人生の嫌なこと・辛いことたちも含めた全てのことを感じることすらできなかったんだなぁと、途方もない気持ちになった。そしてありがたいなぁと自然と思った。
いやなことは生きていると山ほどあって、これからも全く経験しない人生なんてありえない。でも、経験できること。確かな自分として感じられること。それ自体はすごく価値があることで、つまり生きているってすごくすごくそれだけで価値があること。書いてしまうとなんてありきたりなんだと思うけど、これを自分の感覚としてしっかりと感じて胸にとめることができたことがすごく嬉しい。
そして、いろんなことを「いやだな」「つらいな」と認識して受け止められること。いま世の中では「感謝」がブームなのか何に対しても感謝しましょ!みたいなことを言っている人がいるけれど、感謝の前に大事なのは自分の感覚をまるごとそのまま自分でうけとめてあげることだと思う。いやなことがあって「いやだな」と思う自分を無視して「これはありがたいことなんだ」と無理に変換することはわたしにとってはすごく毒。まず「受け止める」があって、その経験の解釈ができる。受け止めもせずにすべてに対してうわべだけの感謝をするなんて、無視した自分がとってもかわいそうだ。
だから、「つらいなぁ」と認められることは、とっても大切なこと。つらいなぁと思っている自分を認めて受け止められることは、自分を最低限は大切にできていて、しあわせなこと。そう思う。
生きているうちにぶつかる色々な感情をすべて受け止めつくして、これ以上ないくらい自分を大切にして生きていきたい。
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