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治りました(日記 5/2〜5/4)

5月2日(木)
今朝は起きた時から体が軽くて気分もずいぶん良い。しかし「朝は調子が良くても昼頃からまた熱が上がる」というのを繰り返しているので油断はならないが。

慎重にゆっくりと動きながら体の様子をみていく。明らかに昨日までとは違う気がする。何よりも「やる気」が起きているのだ。昨日までは「もうどうでもよろしいがな」「なんでもええわ」「知らんがな」と投げやりな気持ちでいっぱいだったのが、「美味しいお茶を淹れようかな」とか「箒でざっと床を履こうか」という気持ちになってきた。些細なことと言えばそれまでなのだが、こういう気持ちになれるかなれないか、というのは私には大きい。以前「趣味は生活」というエッセイを書いたが(ここ参照)、日常の暮らしをするのが私の趣味のひとつであり、些細なことであれそういったことをやる気になってきたというのは明らかな回復の兆し。

夜、帰宅した夫に「おっ、ずいぶん顔色がええな。なんか憑き物が落ちたみたいになっとるわ」と言われた。確かに。子どもの頃からそうだった。というかそういう経験のある方は多いと思うけど、高熱が出たあとは憑き物が落ちたようにスッキリとなったものだった。


5月3日(金)

さすがに体力が落ちているようで、なかなか回転数は上がらない。でも休みなので無理に上げることもないな、と思う。ここでまたフル回転してしまうと元の木阿弥なので、取り戻した健康体を丁寧に扱い大切にして生きよう(大袈裟)。

今日は好物のポテトサラダが作りたくなった。時間に追われずにゆるゆると作る。ポテトサラダとコロッケと唐揚げは家で作って食べる方が美味しいんだよね。と言ってもコロッケや唐揚げを作る食欲はまだ戻っていないけど。

そうは言っても私の今の食の細さに他の家族を合わせるよう強いるわけにもいかないので、ピーマンの肉詰めなど他の料理も作る。私はポテトサラダとお味噌汁とあとは目玉焼きくらいでいいや。もう十分すぎる。

どうしても仕事で連絡を取ったり調整をしておかないといけないことがあったのに、寝込んでいてずっとできてなかった。それだけは今日のうちにやっておかねばとなんとか頑張ったが、どっと疲れた。無理せず最低限のところまでやって、もうやめておく。


5月4日(土)

久しぶりに早朝のウォーキング。空気がひんやりして手が冷たい。体力が落ちているので、いきなりグイグイと歩かずゆっくりじっくりと30分ほど。それでも帰る頃には汗ばんでいた。

この連休、自分のことで精一杯で義母をどこにも連れて行ってあげてない。お昼は何か彼女が食べたいお店へ連れて行ってあげようと思い伝えると「お好み焼きに行きたい」と。以前夫の姉が義母をあるお好み焼き屋さんへ連れて行ってくれたのだが、あいにく臨時休業で食べられなかった、ということがあり、そのお店へ行きたいらしいのだ。お好み焼きか...私は食べられるかな...と一瞬思わんでもなかったけど、まあ主役は私ではない。食べられなかった分は包んでもらって持って帰ればいいわ。

義母と夫と3人で出発。家を出るのがを少し早過ぎたので、夫が息子の通っていた中高の方を回っていこうかと言い、軽くドライブした。息子は中学受験をしたので電車で通っていたのだが、電車に乗り遅れた時などはよく車をぶっ飛ばして送ったものである。義母もその頃はバリバリに運転していたので何度も助けてもらった。3人で学校の界隈の景色を見ながら「受験の日はこの喫茶店で終わるのを待ってたな」だの「ここの溝に自転車ごと落ちて電話がかかってきて迎えに行ったなあ」だの「電車でお腹が痛くなって途中下車したからその駅へ迎えに行って学校まで連れて行ったな」だの懐かしく話した。特に中学に入ったばかりの時はまだ息子も体が小さくてハプニング続きだったので、てんやわんやした思い出でいっぱいだった。

そうこうするうちにお好み焼き屋さんの開店時間に近くなってきたので向かった。そのお店は広島風も関西風もあって、義母は広島風、夫と私は関西風を頼んだ。たいそう美味しくて完食した(笑)。「食べられない分は包んでもらって云々」とはどの口が言っていたのか(笑)。

食欲も戻ってきて体はやっと元通りに戻ったと言ってもいいように思う。

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