記録のおかげで成長や喜びが育まれる
紙とペンがあれば、すぐに記録をつけることができます。
スマホでも記録をつけることはできますが、個人的には紙で記録をつけるほうが好きです。
記録は紙に文字をかき連ねるだけの行為ですが、やってみると様々な場面で効果を実感できます。
最初に記録の効果を実感したのは、ダイエットです。
20代の頃に、仕事のストレスで食べすぎ生活が始まり体重が10㎏ほど増えてしまいました。
体重は一気に増えるものではありません。
周りから「最近、太った?」という言葉をかけられてもあまりに気にしていませんでしたが、たまたま体重計にのった時に10kg体重が増えていた時にはさすがに引きました。
そこから、何も考えずに食べる量を減らす努力をしてみたり、少しランニングもしたりもしたのですが、食べない事のストレスやランニングの苦痛に耐えられず、また元の生活に戻ってしまいました。
人はコンフォートゾーンから抜け出すのは難しいものです。
体重はしばらく減らずに増える一方でしたが、そこで出会ったのが「レコーディングダイエット」でした。
レコーディングダイエットは「毎日の食事内容と体重を記録するだけ」という気軽に始められるダイエットだったので、ストイックさのかけらもない私には非常にはまりました。
実際に始めてみると、記録を取ることにより自身を客観視できること。変化を可視化できるので成長を実感でき、やる気につながること。の2点が私のダイエット生活を後押ししてくれました。
誰にアドバイスされた訳でもないのですが、「昨日は食べ過ぎたから今日の昼食は控えめにしよう」とか「食べているカロリー量は変わらないのに体重の変化が大きいは食べる時間が関係しているのかも」などと自分自身で仮説をたて、検証をするというPDCAサイクルも勝手に行っていました。
結果的には3ヵ月程度で体重は10kg減り、10数年たった今も体形を維持することが出来ています。
記録をとるだけで、「ダイエットを成功させるのは大変というけれどできた自分偉い」という自己肯定感も得ることができました。
たかが、紙に文字を連ねるだけですが記録の力はあなどれません。
紙に文字を連ねるだけの行為が私たちに成長や喜びをもたらしてくれます。
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