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有名人のドラッグ騒動におもう。他者への制裁は、罪悪感からの逃避

有名人がドラッグで捕まったりしたときに
過去作品が回収されたりするのってさ
捕まった本人に対する制裁のように見えて、実は
回収する側の罪悪感からの逃避なんじゃないかな
 
「社会的に良くないこと」をした人に賛同する自分
みたいなのを、受け容れられないだけなんじゃないかな
 
 
なんかもうちょっとさ、労いと感謝があっても
ええんじゃないですかね
 
その人が、例えばドラッグに頼らずにおれないほど
ある種のストレスに晒されている状態であったこと
その状況を生み出したきっかけのひとつとして
「ファン」の影響はすくなくないとおもう
 
ドラッグによって支えられた表現活動や作品に
喜びや楽しみをもらっていたということを考えたら
まずは「ありがとう」じゃないんですかね
 
「社会的に良くないこと」をやめてほしい、は
そのあとの話じゃないんですかね
まして批判し、disり、作品をなかったことにするとか
ただの隠蔽工作なんじゃないですかね
 
「そこまでしてやってほしくなかった」
という言葉は、翻訳すると多くの場合
「それは自分のせいじゃない」
だったりしますしね。
 
人の闇もまた、自分の闇の一部であること
人の闇を排除することは、自分を排除すること
こんなに多くの人が、そんなシンプルなことに
ほんとうに気がついてないのかなぁ?
 
 
…なんてえらそうに書きつつ
 
人の闇を排除する人もまた
私の一部であることを忘れそうになってる私がいるね

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