大学時代、だからこそのサークル

私は大学1回から3回までずっと1つのサークルで過ごしてきた。なんのサークルかは言わない。笑
サークルの内容なんかはなんでも良くて、1つの団体で長期間過ごしたからこそ色々な問題を知れて、どうやったうまくいくかを考えることができた。これが本当にいい経験になったなぁと思う。

サークルには色々な考えを持った人が集まっていてて、ガチで取り組みたい人、友達を作りたい人、単なる暇つぶしなど、動機は様々。これらの人たちをまとめて同じ方向に向かわせるのって、たぶんすごく難しいこと。チーム運営においては、人の気持ちを理解し合える環境を作るのが一番難しい。でも逆にこれさえできればみんなが気持ちよく過ごせるんじゃないかと思った。

私はガチで取り組みたいタイプだったので、授業の組み方もサークルの活動時間に合わせたり、バイトもサークルの都合に合わせて頻繁にやめたりしょた。これだけ自分の決めたことに対して時間をさけるのは、大学時代でしか無理だと思う。
その時は、どうしたらみんながサークルに来てくれるかすごく頭を悩ませたし、やきもきしていた。でも今から思うと、単に友だちづくりのために入った人にとって、情熱を注げと言われても気持は乗らないのだろうと思う。私も高校時代の部活は仲間が好きだったからこそ続けていたものの、内容はたぶん向いていなかったし。まぁ、ある集団に所属する理由(内容が好き、友達が好き、好きな人がいるなど)は人それぞれだと感じた。

何が言いたいかというと、
大学時代に同じ一つの団体に長期間属し、同じ団体のなかにも色んな考えを持った人が集まっているということを知る。
そして、これまでの物事や人に対する向き合い方は自分だけのもであって、それが他の人にも当てはまるわけではないと気づく。
これが大きな収穫だったということだ。

でもそれと同時に、どうがんばっても自分は自分であり完璧に他人の気持ちになって考えることは無理だということを強く感じ、なんだか虚しくなった。

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