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【第7話】夫の世話を止めたら、夫の症状が改善した話②


「アスカさんは

困っている誰かを

お世話する生き方を

無意識に選んでいませんか?」



「まずその

"良い子ちゃん"を

やめましょう!」



………???


私「良い子ちゃんをやめる…

というと?」


先生「とりあえず

一度ちゃんと

眠った方が良いでしょう」


私「…例えば実家に帰るとか?」


先生「それも良いかもしれませんね」




病気で困っている亭主を

一人置いて帰省する




当時の私にとってみては、

フツーーーに
薄情で無責任

と感じる大胆な行動でしたが


今までと同じこと
(病人である夫の世話やき)

をこのまま続けていても、

多分何も変わらない。





それに

まずは

自分の心と身体を守ろう!!

思ったこともあり、

ひとまず
一週間帰省することにしました。





そして

一週間の帰省を終え、
夫が居る自宅に
帰宅した時のことです。





「てめえーーー!!!

病気の亭主を置いて

一週間も

実家に帰りやがって!!!」



「病気の亭主を

看病するのは

妻であるオマエの仕事

だろうがああああ」








……と

激しく
怒られることもなく

そこには平和に
youtubeを見ている
夫の姿が。






そんな
元気そうな夫に
私が帰省している間の
体調はどうだったのか聞いたところ

















夫「よく眠れた」











「よく眠れた」





夫のこの言葉を聞いて

(私、帰ってこなかった方が
良かったんじゃない?)

(私だって
実家に居た方が眠れるし)

(お互い別々に暮らした方が
幸せなんじゃない?)

(ということは
つまり〇婚した方が
良いんじゃない?)



何をやっても眠れなかった人が
よく眠れただと…?




と、自宅に帰って早々
またもや悶々としてしまう
自分がそこに居ました。

しかしながら、
ここまで悶々としてもまだ

本格的に別れる決意が
固まらなかったのです。
(結局一人になるのが怖いだけ)






「どうしてこんな

夫婦関係に

なってしまったのか?」




謎が深まるばかりでした。


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