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逃げていいよ

うん!



逃げていい!



今とても辛いもんね。


どれだけあなたが我慢しているかなんで誰にもわからない。


どれだけあなたが声を荒げても周りには届かない。


余計に辛くなるだけなんだ。



そんな時はね



逃げていいよ


立ち向かわなくていい。



もっと言うと


これ以上立ち向かわなくていい




あなたは立ち向かいすぎた。


もう大丈夫。




あなたはまるで義経をかばって死んだ弁慶。


それでも死んだことに気がついていないがために立ったまま動けなくなった。



自分をかばいすぎて
心が傷ついていることに気がついていない。


周りに集中しすぎて自分が見えなくなっている。


他人に気を遣うプロなんだろうね。



でも自分にも気を遣ってあげなくてはいけない。


あなた自身も立派な一人の人間だから。


あなた自身が目を向けてあげないと立ったまま命を絶やすことになる。


逃げるのは恥じゃない。


立派な技だ。


逃げちゃいけないって教わった?


なぜか考えたことある?


それは、あなたを二度と立ち上がらせないようにしてるんだ。


あなたは脅威となる存在だから。



戦わずして勝つのが真の勝利者


かつて幕末期に活躍した桂小五郎という政治家がいた。


武道の心得はあったが、実戦で戦わないのを主義としていたため

「逃げの小五郎」と呼ばれていた。
※当時は呼ばれていなかったが


名前的にとても弱く情けないイメージ。



こんな逸話がある。



桂小五郎は宿屋に身を潜めている時に襲われた。


刀を持つ3人に囲まれた。



絶対的ピンチ!!!!!!


しかし彼はビクとも動じなかったそうです。


そのあまりの動じなさに奇襲を仕掛けた男たちは逆に心を乱された。


男たちが戸惑った瞬間を彼は見逃さなかった。


その瞬間に目一杯大きな声で

かつ
「喝!!」

と叫んだ。


=禅宗で、修行者をしかるときなどに大きな声で発する語。


威圧された男たちは刀を振り上げたまま動けなくなった。


桂小五郎はゆっくりと立ち上がり襖から部屋を出たと言う。


※諸説あり


本当かどうかわからないけど、
かっこよ!!




逃げることはカッコ悪いことではない。


命を守るための最大の防御にして最大の攻撃ともなるるんです。


僕らは戦う方法ばかりじゃなく逃げる方法も一緒に覚えておく必要がある。


戦い方ばかり教わって逃げ方を教わらないまま生きてきた。


がんばれ!!


諦めるな!!


まだまだやれる!!!


踏ん張れ!!


周りも頑張ってるぞ!!!!


負けるな!!



そんなことを言ってくる輩がいたらこう言っておやりなさい!



やかましいわ!!
労い方を知らない奴が
意気揚々と語るな!


多分ね、


その人も逃げ方知らないでここまで来たんですよ。


逃げたら怒られるって思ってるんでしょうね。


でもね。


あなたは違う。


阿呆みたいにただただ突っ込む奴みたいはなっちゃいけない。


戦う時は戦うし


逃げる時は逃げる。


臨機応変が大切。


何よりもあなたの命の方が大切なんだから。



逃げる癖がついてしまうんじゃないかって心配してる?


心配する人は多分すぐ戦えるようになるから心配しないで。


人に飛び込め!!って言われたらただ何も考えずに飛び込むのはもうやめていいよ。


逃げていい。


あなたはあなた自身で守らなきゃ。


ここでもっとも簡単な逃げ方をお伝えします。


その場から離れる。


人って何か理不尽を感じたり嫌な思いをしたら言い返したくなるんです。


これがもう臨戦体制。


ファイティングポーズを取ってるボクサーと同じです。


強いパンチを出せるかもしれないけど、強いパンチを貰う可能性がある。


桂小五郎のようにその場から離れればいい。


余計な情報を目や耳から入れない行動があなたを救うことになりますよ。


それができるまで


逃げていい。


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