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「思い込み」を外すことは幸せか。

キャリアコンサルティングでは、相談者が「思い込んでいること」を見つけ、本人に「それ、思い込みだよー」と気付いていただけるように支援することがあります。

それは、相談者が悩んでいたり、苦しんでいたりする要因の一つが「思い込み」にあり、その囚われから解放されることが相談者にとって利益になると判断したときです。

「思い込み」は、日々の生活のありとあらゆるところに散らばっています。「朝は起きるもの」「朝ごはんは食べるもの」「ご飯を食べた後は歯を磨くもの」「家にはテレビがあるもの」「外では靴をはくもの」「服は着るもの」・・・・ぜーーんぶ、ただの思い込みで、やらなきゃいけないことではないかもしれませんよ?


簡単にその思い込みをはずし、「あ!そうか!」とすぐに考え方を切り替えられる場合はその思い込みに根深さはないのかもしれませんが、その思い込みに執着する場合、もしくはそれが思い込みとさえ気づかない場合も想定されます。


その思い込みこそ、その方の経験や体験に基づいて作り上げられてきた、「個性」です。「思い込み」を思込むに至った経緯に、その方の歴史があります。


わたしたちキャリアコンサルタントが行うのは、「思い込みに気付く支援」、です。そう、「思い込みを外す支援」、ではありません。

相談者がその思い込みに気付いたとき、それをどう思うか、そしてその思い込みを良し、とするか否かの判断は、相談者自身が決めることです。相談者自身が「在りたい姿」で在るために、その思い込みは必要か否か。


「思い込み」は、その人のこだわり、とても大切な一部分。
まずはなぜその「思い込み」をするようになったのかを探ると、納得感のあるなるほどねー、が出てくるかも。


「思い込み」は「自己理解」を深めるフック。
外すことが重要ではありません。
フックに引っかかっている経験を振り返ると、色々見えてくるかもー☆というお話でした。

これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/