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【Take the stairs】 『自分を変える1つの習慣』 前文のまとめ

本のこと

 土曜日にこちらの『自分を変える1つの習慣』をKindleで購入し最後まで読んでみました。

 このタイトルと表紙に書かれた「うまくいく方法は1つしかない」という文字を見ると「一体何なのだ」と気になってしまいますが、英語の原題「Take The Stairs」がその答えです。

 そのたった1つの習慣とはずばり「セルフコントロール」のこと。例えるならエスカレーターか階段かを選ぶところで階段を登る(つまりtake the stairs)ような習慣、つまり楽だが間違った道少しきついが正しい道のいずれかを選べる場面で後者を選ぶような習慣がどれだけあるか、それが全ての分かれ目である。そういったことが目次に進む前の前文に書かれています。

 ただしこれは気合だ、精神論だという話ではなく(ウルトラ・ラーニングみたく)いくつかの法則が必要であるとされます。それら一つ一つを短くまとめると以下の通りです。

1. 犠牲 - 「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ。
2. 決意 - 今いる場所で全力を出し続ける。
3. 集中 - 「思考の集中」をコントロールする。
4. 言葉 - 思考を現実化する言葉の使い方。
5. 計画 - 適切なタイミングに2倍の努力をする。
6. 信念 - 長い目で見れば失敗はプラスに変わる。
7. 行動 - 「何をなすべきか」は知っている。行動に移さないだけ

 本編ではそれぞれの法則について筆者自身の体験や他の人の実例を挙げながら詳しく解説していきます。

自分のこと

 つい先日こんなつぶやきを投稿しました。やろうとしたことが上手くできなくて思い通りにならないときに気持ちを切り替えられないのは今に始まったことではなく、この面では幼少期からあまり成長していないような認識を持っています。

 そこをどうしようかと思いヒントを模索していて先ほどの書籍を見つけました。個人的には前文にあった「日々の試練と恋に落ちる」という表現がある種のパワーワードのように頭に残り、夢中になって読み進めました。そしてKindleでダウンロードした翌日の昼に読み終えました。

 過去に自分が持っていた習慣・癖のいくつかは、本の中で「こうしていては結果が出ない」とされているやり方そのものでした。詳細は省きますが、例えば5番目の法則「計画 - 適切なタイミングに2倍の努力をする」からは完全に逸脱していたし、その他の章でも自分がやればいいのはこれだと確信することがありました。

 やろうとしたことが上手くいかないと感じたとき、新しい行動を起こすことに恐怖を感じたときにどうすればいいか。それもあの本には書かれていました。その不快な気持ちは抱いたままでいいからやるべきだと思うことをやれば良いということです。そしてその一回の行動だけでは良い方向にも悪い方向にも急激な変化は起こりません。これらが私の探していた答えなのだと思います。

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