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嫌われる勇気を実践して嫌われて

先日スペジョンの「スペジョン」という本を紹介した
チーズはどこへ消えた?の著者が書いた
新しい本である

「プレゼント」を探し求める中で気付く大切なこと
スペジョンらしいじわりわかりやすい書きっぷりで
読み終わった後も印象が強く残っている

そういえばこの話は一時期有名になった
「嫌われる勇気」にも通じる考え方だなと思ったので
本棚から埃ががぶった嫌われ本を引っ張り出して
再読してみることにしたのである
アドラーやで!

嫌われ本もプレゼントも対話形式で進行する
その手法という点では大きな共通点があるが
論点に共通点があると思っている

嫌われる勇気が東京ドームだとすれば
プレゼントはピッチャーの帽子くらいである
大事な部分に焦点を当てて
昇天するほどわかりやすくしているのが
プレゼントというイメージ

本を再読することなんてほとんどない
嫌われる勇気の内容は
まるで初読であるかのように新鮮だった
甚だ記憶障害である

今回の嫌われ本でも色々なヒントを得たが
読破して1週間がたち
だいぶ記憶が薄れている
甚だ記憶障害である

その中でも1つだけ体得したことがある
先日の出張では満員電車の中で
嫌われ本を読んだのだが
ブックカバーなど付いておらず
周りの人にはあのブルーの表紙が
丸見え状態であった

いまさらアレ読んでるよ?
あのオヤジキモくね?
そんな声が今にも聞こえてきそうだ

ああそうか
ブックカバーは本の汚れを防ぐ他に
何を読んでいるかわからないようにする
そういう効果があったことに初めて気付く

エロ本にブックカバーをかければ
ブルータスにもプレジデントにもなるのだ

いまさら満員電車で嫌われる勇気を読んで
そういう聞こえてきそうな他社の声を
意識することなんて必要ないと
そんなもの自由なんだから
恥ずかしがらずに堂々と読むべきだと
嫌われ本とプレゼントの共通論点に到達した
恥ずかしいとかそういうのはもう良いのだ
堂々と表現すれば良いのだと

そう思った刹那
センクスの右斜め45度にいた美女が
チラッとセンクスの本を見て
馬鹿にしたように笑う

そうされたように思っただけである
本を見たのかどうかもわからないし
マスクをしているから
馬鹿にしているかも
笑っているかもわからない
それはわかっているが
ミスターセンクスは美女に嫌われたくない

嫌われたくないから嫌われ本を読まないのではなく
嫌われたくないから嫌われ本を堂々と読むのである
さすれば嫌われたくないなんて考え自体が吹き飛び
モテモテサワサワな人生が待っているかもしれない

大きな価値観のシフトは目の前だ!
捕まる寸前までいっちゃうぞ!

アンパンマン!

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