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眠れなくなるとき

どうしたわけだか、最近旅に出ると眠れなくなることが多い。


以前はむしろ、どこへ出掛けても即座にぐっすり眠っていた。
元々枕を使わないので、枕が変わると眠れないという心配もいらない(笑)


だけど、ここ最近は眠れなくなることが増えた。
それは、落ち着かないわけでもなければ寝心地が悪いわけでもない。

言ってみれば、エネルギー当たりみたいなものだと思う。


エネルギー当たりとはなんぞ?

私が眠れなくなるときは、力が身体中にみなぎって目がパッチリとひらき、頭がスッキリと覚醒している状態になっている。

そう。

眠りなんて必要ないんです私!

みたいな状態になってるのです。


旅先でたくさん歩いたり、温泉につかったりしているのだから身体はつかれていそうなものなのに、体感超サイヤ人。


私はどうやらエネルギーに敏感な体質らしく、昔ペルーに訪れた際にちょいちょい近寄れない場所がありました。

激しい戦場跡地に近寄った時は、眼の前がオレンジに染まって倒れましたし、マチュピチュでは声が出なくなりました。


それとは対極に小浜島に行った時は、まる2日間一睡もしませんでした。


温泉地に行く際には、源泉かけ流しであることをなにより優先しています。
そして、源泉かけ流しの温泉に入るたび、超サイヤ人になるのです(笑)


これは完全に私の体感の話ですが、

温泉には、地球のエネルギーが濃縮されているような気がしています。
でも、塩素が入るとそのエネルギーは消えてしまう。
掛け流しの温泉は、地球のエネルギーにそのまま包まれるような感じがするのです。

そして、力強い地球のエネルギーに包まれた結果。
私は短期間超サイヤ人になってしまう。

そう思うと、睡眠というものは生命エネルギーを補給するための行為なのかもしれないと。
温泉に浸かることで生命エネルギーを満タンに補給したなら、それが減るまでは眠る理由がなくなってしまうのかもしれないのかも、と考えてみました。

まぁ、ならば温泉に入り続ければ寝なくてもいいのかといえばそんなことはないと思いますが、温泉はさしづめ食事で言うところの鰻やすっぽんを食べるみたいな立ち位置なのかもしれないなと思いました。
毎食鰻はしんどいけど、たまに食べると元気いっぱいになる、みたいな。


眠れなくなるとき。
それにはいろんな状態があるのだと思います。

悩み事や不安などがあって、気持ちがソワソワしていたりすれば中々眠れないでしょうし、マットレスの硬さが合わなくても眠りづらいと思います。

だけど時には、眠り以外の方法でエネルギーが満たされちゃって眠れない、みたいな、お菓子食べすぎてご飯食べれない、みたいなこともあるのかもしれないと思った真夜中の温泉地の独り言です。


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