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いじめ、先生がトラウマで人間不信になった話

こんにちは。

このタイトルにつられてきてくれたという事は、
過去に「先生」と呼ばれる人間との間に、何かしらの不満や、疑問を抱いて、傷ついたことのある方ではないかな、と思います。

それがいけないとか、先生全員がそういう人だ、というわけではなく、
「そういう人もいる」という事は事実だと思います。

自分が深く傷ついて、それでも、今も生きてるってすごいし、
自分を認めてほしいなって思います。

これから私が書くことは、事実だし、つい最近まで、考えないようにしていた。だけど、見ないふりをして生きてきたから、それが、トラウマになったいたことにも気が付けませんでした。

今思うと、もっと自分の気持ちと向き合ってあげて、内面的なケアをしてあげられてたらな、と思うし、

今そういう状態の子がいたら、休んだり、内観して、
それを引きずって悲しんでほしくないなって思います。

長くなったけど始めます。

その先生に出会ったのは、中学生のころ。
私がある部活に所属していて、その顧問がその人間だった。

私が入学した年に、その学校に異動になってきたため、
私たちと同じ「1年生」みたいな感じだった。

運動部で、挨拶もしっかりして、先輩と後輩の礼儀みたいのが強い部活だった。
別にそこに関して何か不満があったわけではないけど、
まあ、「ザ・運動部」みたいな感じを想像してほしい。

で、部活も勉強も着々とそれなりにやっていって、一番上の代の先輩が卒業し、同学年の子たちとも、仲良く協力していった。

その当初、私と同学年の女の子は、9人いた。

二人ペアで、練習を行うことが多かったから、必然的に、どこかが3人になる、とか、1個上の先輩と練習する、みたいなことにもなる。

女子あるあるなのか知らんけど、9人だと多いから、4人と5人に分かれたり、その中でも、2人で行動したり、とか、謎に

誰かと共にする

ということが義務みたいな風潮ってある気がする。

それで、私も4人で行動することが多くて、どこかに出かけたり、部活の移動などで、車に乗る時も「その子たち」と一緒、という事が多かった。

また、一個上の先輩は、確か偶数だった気がするけど、一人、あまりなじめていない先輩がいて、一緒の空間にはいるけど、
会話には入れない、みたいな方がいた。

だからと言って、一個下の私たちがその人に話しかけて、一緒にいる、ということもあまりなかったように感じる。

私が当初仲良かったある一人の女の子は、
言ってしまえば、「誰からも好かれるムードメーカー」
みたいな子だった。

友達も多くて、先生にも好かれて、場を明るくできる、みたいな子。

だから、その子と一緒にいると楽しいと思っていたし、
その子が下す判断は「正しい」って思うようになっていった。

しかし、ある日を境に、いつも一緒にいた私を含めた4人のうち、
1人の悪口が出てくるようになった。

それから、あからさまに、その子が入ってこれない雰囲気を出して、
私たち以外の5人のところから、1人が私たちのところに入ってくるようになった。

前は、その4人で持っていたお揃いのバックとかあったけど、
その子が入ってから、また買い直して、4人で持っていた。

その当時の私は、この子がそう言っているんだし、
私もそんな気がするからまあいっか、みたいな感じだった。

そして、その新たな4人で行動する日々。
部活の時はもちろん、休みの日にも、出かけるのは、その子たちと一緒みたいな日々。でも、それが楽しいと思っていた。


そして、ある日。
その中が良かった女の子の態度があきらかに違った。
前に、ハブられた女の子に対しての言い方、態度のように。
そして、その子以外の2人の反応も、そっちに加担しているかのような態度。

「人にしたことは返ってくる」

その言葉が頭によぎった。

それから、その子たちと一緒にいられなくなった。

悲しかった。

なんで私なのか。何がいけないのか。普通に接していたはずなのに。
なんで。なんで。なんで。なんで。なんで。ねえ教えてよ。
何がいけないの。あなたの思い通りにしてたじゃん。
あなたの話だってたくさん聞いて、いっぱい出かけたし、
機嫌とりながら生活してたじゃん。なにが不満だった?
ねえ教えてよ。


そんな気持ちだったし、信じてた。
私は友達だから、されない。って思ってた。

今思うと、それはすごく悲しくて悲しくて、わかってもらいたかった。

それで、私は、この環境にいると、よくないと感じた。

また同じことを繰り返すし、それを見てしまう。
またそれで悲しむ子がいる、のを見るのも
その子の顔を見るのも、嫌だったから、辞めようと思った。

親に話したら了承してくれたし、
後は顧問だ、顧問が承諾しないとやめられない。
そして、その顧問に話した。

その男の人は、体育の先生で、なぜか生徒に人気があった。
みんな、○○先生~!!!みたいに親しみを持たれていた。
だし、子供もいたから、勝手に、私の話もちゃんと聞いてくれると思った。

部活のこと、人間関係のこと、全部全部話した。
狭い和室に入れられて、そこで、紙にされたことを全部書けって言われたこともあった。

今思うと、やばいよね~って思うし、よく学校行ってたよね~って思う。

だけど、人間関係が原因だと辞めさせられない、みたいなことを言われた。

その瞬間、私の中で、全て砕けていった。

「あ。この人は自分の株とか、人からの評価が大事なんだ」

って。

そういう、傷ついている人がいて、まあ現に私も加担してて、
またそういうことが、起こる可能性がある中で、
それが自分の領域で起こっていることが信じられなくて、
それは言わせないみたいな、雰囲気。

悲しすぎでしょ。

だし、言う気なくなるじゃん。

それに、他の生徒からみんなに好かれてるから、
そのイメージを壊しちゃうのは、よくないのかな、とかも思った。

そのころ、私は学校に通ってはいたけど、
でかい学校用のカバンを自宅に置いてきたり(2,3回くらい)、
すごい便秘になって、体調も精神もズタズタだった。

でも、言わないと辞めさせてくれない。
もう無理だと思った。

でも、ラッキーなことに、ちょうどその頃、肘を痛めていて、
割とちゃんと痛かった。
だから、そのせいにして、辞めればいいと思った。

今まで、人間関係のことをガンガン言ってたけど、
肘のけがが原因だからやめさせてくれって頼んだ。

そしたら、思惑通り、辞めるという事が瞬殺で行われて、
退部することができた。

私は、いま二十歳だ。

今感じるのは、そんなくそ狭い世界で、もがいてるんだったら、辞めていいんだよって伝えたい。
だし、それから私は、男の人に対して、
「怖い」
というトラウマがあったということに気が付いた。

もしかしたら、表面上は優しいけど、裏では、裏切ってくるんじゃないかとか思うようになった。

だし、新しく出逢うすべての人間に対して、情が湧かないというか、
あ、こういう人間なのか~、って、一歩下がって接する、みたいな癖がついた。

それに、人との集団行動がいやすぎて、一人最高!!みたいになった。
まあ、読書も、ダンス踊るのも、美術館に行くのも、一人で楽しめることはたくさんあるよ。

でも、どうしても、恋愛ってなると、
私の内面を出したら、嫌われるかもしれないし、
あっちが受け入れてくれないかもしれない、ってすごく思うから、
現実世界で、出逢って、付き合えたということがまだない。

今の私は、今の私だし、
無意識にそういうことがよみがえってくることがあるのかもしれない。

けど、いろんな人がいて、全部が全部そうではないことは、頭では理解している。

だけど、今、私は思ったこととか、おかしいと思う事とか、
口に出すようにしてるし、嫌なことは嫌と言うし、
誰だって口に出していいのだと思う。

辞めたっていいし、休憩も必要。
あなたが本当に話したい人に話せばいいし
精神科とか、カウンセラーとかにでも、話すことが大切だと思う。
ほんとに、自分を大切にして。


こんなに長い文章を読んでくれた方がいたら、
本当にありがとうございました。
また、はじめにも書いたけど、
今、そういう状態の人、無理しないで。

世界は広いし、その会社、その学校、その友達、その先生しかいない世界ではないから。

もっともっといろんな人がいるよ。大丈夫だよ。

愛していこうね。可愛い自分を。

改めて、本当にありがとうございました

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