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無意識の変化の習慣化の提案

みなさん、無意識こそが自分です。

無意識にやってしまうことこそが、自分のすべてを表しているのです。


ちょっと大げさに、無意識を強調してみました(笑)

今日は無意識についてお話ししたいと思います。


無意識の目ヂカラ

いまや、会議で当たり前のように使うようになったオンライン会議システム。

オンライン会議システムの中には、zoomやteamsなどレコーディング機能がついているものがありますよね。

レコーディング機能ってとても便利で、後で会議内容を振り返ることが出来るので、自分が会議の司会進行者であったり、発表者であったりするときには、必ずレコーディングにとっておくようにしています。

ただ、はじめてレコーディング機能を使って、レコーディング映像に映る自分の姿をみたときは、もう衝撃的でした。

一言で表現すると、

目が死んでいる(笑)。

自分では全く気付かなかったのですが、終始目をとーっても細めていたのです。

その細目の表情が、自分自身が見ても大丈夫?と心配したくなるような、お疲れの印象を与えていました。

はじめはPC画面の見過ぎで目が疲れているのかな、と思ったのですが、振り返ってみると実は以前にも似たようなことがあって、人と対面で打ち合わせしたときにも相手から「kuickyさんってまばたき多いねー」と言われたことがあったのを思い出したのです。


私は、普段付き合いがない人や初対面の人とは、なるべく対面ではなくテキストでコミュニケーションしたいなと思う人間です。

なぜなら、対面だと緊張して声がうわずってしまったり、目をパチパチとし続けてしまったりするからです。

自分では対面のコミュニケーションどんとこい!と思っていても、いざやってみると無意識に身体が不安を感じさせるリアクションをしている。

ということはやはり、自分は対面でのコミュニケーションに不安を感じているのだなとの自覚に至るわけです(不本意ではありますが)。

そんな無意識の反応が、自分の顕在意識とは反対に、常態化していたことにも驚きました。


無意識の偏見

今朝の日経新聞の「あすへの話題」というコラムで、法政大学の学長さんがかかれた「アンコンシャス・バイアス」という記事があります。

内容は、ニュースを賑わせたオリンピック委員会前会長の問題についてでした。

日本オリンピック委員会(JOC)の山下会長は「森会長は女性役員の40%登用などかなり強力に推進している」と述べている。私は、これは事実だと思う。その事実に対応するのが「女性理事4割、これは文科省がうるさく言うんでね」という森氏の発言だ。つまり理解も納得もしていないが、「うるさい」ので仕方なく推進していた、と本音を述べたのだろう。
世界人口の半分を占める女性を十把一絡げにしてレッテルを貼った。頭の中で常におこなっている日常的な作業なのだろう。偏見とは一種の整理作業なののだ。

「無意識のうちに知識や思考が偏ってしまった森氏を反面教師として、高齢者は学び続けよう」としてこのコラムの最後が、締めくくられていました。

私がここから感じたのは、無意識の行動の奥底にある気持ちや考えはなかなか本人だけでは気づけないということ、そして、その無意識の行動がその人を形づくっているということです。

さらには、無意識の行動あるいは行動のもととなる気持ちや考えは自然と分類され整理され、偏っていってしまうものなのだとすると、偏ってしまった気持ちや考えをもった人は、他人とコミュニケーションをとることが非常に難しくなります。

なので、そうならないためには、「無意識であるものは自然と偏ってしまう」という前提に立って、新しい知識を取り入れたり自分と違う考えの人と話したりするなどして、日常に変化を取り入れていく努力も必要なのだと思います。

何が言いたいかというと…

いま習慣化がブームのようになっていて、今までやったことがなかった新しいことを、新たに取り入れて継続しようとされる方が多いと思います。

たとえばこのnoteを毎日書き続けるということもそうで、(私は出来ていないので)実際毎日書き続けられている方はとても素晴らしいと思うのですが、
一方で、無意識のうちについ習慣化してしまっていることはないか、と考えてみることも大事なのではないかと思うのです。

無意識=停滞と決めつけてしまうのも、それはそれで偏見になってしまうのかもしれませんが、自分自身が気付いていないだけで、周りと認識が追い付いていないということは、振り返ってみると意外とあるかもしれません。

よければぜひ自分の無意識を振り返ってみてください。

わたしのオンライン会議での目ヂカラの話と、日経新聞のコラムの話(←こちらの方が説得力ある)から、なにか参考にしていただける部分があったら嬉しいです。

以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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