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素敵な5月、ありがとう。

4月半ば過ぎに退職が決まり、退職日までの約2週間はこんな夢を持って過ごしました。

①有休消化中に半日寝て過ごす!
②持っている定期券を使い倒す!
③5月1日からの夢のような職場を探す!

そして、全部叶えました。

新しい職場では私が経験したいと思っていること、学びたいと思っていること、チームとして働きたかった人達の仲間に加われたことなど。希望が叶いすぎて、自分が存在している世界に懐疑的な日々を過ごしていました。

「これは現実、認めよう」と毎日自分に言い聞かせて。

仕事だけでなく、プライベートでも同時に起きた現象でした。
2023年の5月の終わりに、あやめ雪見橋の備忘録として記します。


転職を決意した理由

職場でのポジションの確保と老後の仕事のためにと、2021年の秋に保育士資格を通信教育発達障害で勉強して取りました。その時に働いていたインターナショナルスクールで保育士として登録して、保育士としてのキャリアスタートでした。1歳児から小学生までの子ども達の生活や勉強のケアをしていて、2つの壁にぶち当たってしまいました。

①私、保育士に向いてない。
②グレイタイプの子ども達への接し方に疑問しかない。

それで、思いきって2022年の夏に児童発達支援・放課後等デイサービスに転職しましたが、半年も経たないうちに、また壁にぶち当たってしまいました。

①もっと専門的に療育を学びたい。
②ジョブ型の働き方がしたい。
③待遇への不満。

そして、事業所の顧問カウンセラーの先生と話して

「あやめ雪見橋さんは、保育士というより先生。個別療育を考えてみたら?」

その一言で、転職を決意。翌日、社長に退職を願い出ました。
怒られましたけどね、勢いで退職が決まり、転職先も決まってしまいました。


新しい職場での出来事

4月24日 応募
4月25日 書類選考合格し面接の連絡
4月26日 面接と内定承諾
4月30日までのんびり過ごす
5月1日と2日 出勤
5月3日から7日までのんびり過ごす

児童発達支援事業所での個別療育の先生となり、業務内容は事業所の掃除と先生の仕事に限定です。ずっと子ども達のレッスンのことを考えてます。レッスンの立案、準備、保護者へのフィードバック、振り返りのレポート作成。ここまで丁寧にするの?というほどに時間をかけて行います。1か月経って少しずつ自分でレッスンができるようになりましたが、毎回先輩がフィードバックしてもらっています。

この先輩のフィードバックが素晴らしい!私に問題を提示させて、「だったらどうします?」的な質問がずっと続きます。そして、私が「どうしましょう!!」と頭を抱え込んだ時に、「それです!限界まで考えて、さらに前を向いて考えることが大切!」とビッグスマイルでアドバイス。
当たり前のことかもしれませんが、実際に問答で追い詰められたら、「あー私って、ここまでしか今まで考えてなかったんだ」ってなりました。ほんの10分ほどのやりとりで、自分で自分の弱みを発見して、自身が変わりつつある毎日に驚いています。

他の先輩方もスキルが高くて優しいです。スキルを学ぶことも勿論大切ですが、人間としてもリスペクトできること。私もいずれはそのような先輩になりたい気持ちはありますが、多分、先輩方を同じ土俵で超えることはできないと思います。私が一歩進めば、先輩方も一歩進みます。社長はそのさらに上にいる人です。私自身、多くの社長や上司の下で働いてきましたが、優しくて強い事業所を守り育ててきた社長の後姿には、今までにない力を感じています。

「わからない時は、誰にでも、何回でも聞いて」
「急いで仕事ができるようにならなくていいから、ゆっくりでいいから」

「そう、ゆっくりでいいから」「ゆっくりでいいから」「ゆっくりでい
いから」という、先輩方のリフレインが嬉しくもあり、半信半疑でもあり。

これは現実、認めよう!

スペシヤルティコーヒーとか

大学院生の息子がコーヒーを楽しめるようになったので、GWの帰省中に「スペシヤルティコーヒー」の勉強に付き合ってもらいました。基本的に「ボディ感」というものすら理解できていない私立文系の私が、国立理系大学院生の息子と色々と話し合ったので、なんだかよく分からない展開に。
息子の疑問は、「炒る」と「焙煎」の違いは何?
コーヒーをいただきながら、お店のロースターを眺め、スマホで調べて、色々と話し合う母子。適当に理解する母と、結論に達することのできない息子。

よく分からないまま、スペシヤルティコーヒーの沼にはまっている、あやめ雪見橋です。その娘も勉強の友にコーヒーを嗜むようになりまして、近いうちに同じ沼にはまる予定です。夫にはおうちコーヒーからスタートしてもらいます。

オシャレにスペシヤルティコーヒーを楽しんでみたかったから、コーヒー専門店に行くようになっただけで幸せ。家族でシングルオリジンなんて言葉が当たり前のように交わされてます。あやめ雪見橋家に何が起きてるの?

これも現実、認めよう!

ランチとか

インターナショナルスクールの友達とランチに行きました。彼女は20代なので、お店はいつもお任せです。二人で一生懸命にカニを取って食べました。毎年お誕生日を過ぎたころに、お互いに誘ってお食事に行きます。プラス2回で、彼女とは年に4回ぐらいお話をします。
ちょっと重い話題は、グレイタイプの子ども達への接し方。教育の現場での共通の悩みです。

色々と同じ時期に同じことにチャレンジしたり、同じ悩みを抱えていたり。お付き合いが長くなればなるほど、年齢は30歳近く離れてるけど、会ってお話しするのが楽しみになってきた感じです。私たち、紅茶やハーブティーも好きですが、この日はこの後に彼女が選んだコーヒー専門店に行きました。

これも現実、認めよう!


ちょっとしたお出かけ

美術館とか古い町並みの散策とか、マーケットでのお買い物とか。


あやめ雪見橋の5月

仕事を含めて、新しいことにチャレンジしました。そこで気づいたのは、私って案外「自己肯定感」が低いのね。自分を信じきれてないのね。ということでした。「ステキなメンターに出会いたい」と願っていた私は、偶然に出会って、それを知ってしまいました。
そして、転職で時間がかなり作れるようになったので、noteデビューも果たしました。スキの数とフォロワー数が想像をはるかに超えるものだったので、実力以上の評価をいただいてると怖くなってしまいましたが、家族からは次のを書かないとね!とさらっと言われて。「自己肯定感」低めの自分を再確認しました。読む力も書く力も時代の流れに乗る力も、磨いていきたいです。ゆっくりとですが。
全然自分の中で整理がついてないけれど、自分の思い描いていた未来に今いるのかも。多くの人達や出来事に感謝している状態です、何に感謝しているのかは自分でもよく分かっていませんが。でも、5月が素敵で好きすぎたことは明確に言えます。


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