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14回目のバレンタインは、小さいけれど幸せで

今年のバレンタインも、毎年のように旦那さんにチョコレートを渡した。

気が付けば今年で14回目になったバレンタイン。わたしはチョコレートが苦手なので、手作りなんてことは全くせず、毎年既製品のチョコレートを買って、袋に詰めて、付箋にメッセージを貼り付けて、旦那さんにプレゼントしている。彼も「市販のチョコレートを変に溶かして固めたやつよりも、元々売られてるやつが一番おいしいねん」と言っていたので、意見が一致していてありがたい。

今年渡したバレンタインのチョコレートはこちら。

DARSとチロルチョコのセット。見る人によっては「思ったより安く済ませたな!」と思われる可能性もあるけれど、この組み合わせにはちゃんと理由がある。

わたしが旦那さんにバレンタインのチョコレートを始めてあげたのは、今から13年前。高校3年生の頃。当時は付き合ってなかったし、恋も始まっていなかった。たまたま予備校の自習室で近くの席に座っていた小学校の同級生の彼に、義理チョコとして配るようにいくつか持っていたチロルチョコを渡した。自習室で私語厳禁だったので、たまたま筆箱に入っていた付箋にメッセージを書いて、彼の机の上にそっと置いた。

そこからわたしと彼の関係が始まり、なんやかんやあって、気が付けば結婚し、子どもも生まれ、今年で14回目のバレンタインとなった。

チロルチョコ1個から始まったので、毎年バレンタインになると、個数を増やして彼に渡した。2回目のバレンタインはチロルチョコ2個、3回目のバレンタインはチロルチョコ3個、という風に。

で、今年は14回目なのでチロルチョコ14個、にしても良かったのだけれど、彼が「別に俺そんなにチロルチョコばっかりいらんねんな~」と言っていたので、昨年から12チロル=1DARSということにした。

なので、14回目の今年のバレンタインは、1DARSと2チロル。それに、毎年恒例の付箋にメッセージを添えて。メッセージの書き出しの「はっぴーばれんたいん☆★」は、高3から一切変えていない。

このバレンタイン、わたしの自己満と言ってしまえばそれまでなのだけれど、こうしてずっと同じチョコレートを贈り続けるのって、なんかよくない?と思っている。ので、今後も続ける予定。来年は1DARSと3チロルです。

今年は、娘ちゃんから旦那さんへのバレンタインのチョコレートも準備した。

事前に一緒にスーパーに行って、一緒に選んだブラックサンダーとあっさりショコラを、ラッピング用の袋にぽいぽいと詰めてもらった。「おとーしゃん、ちょこれーと」と言いながら袋に入れる姿があまりにも可愛くて、動画まで撮った。

せっかくならばお手紙も書いてもらおう!と思い立ったので、メモとペンを渡してみたら、また「おとーさん」と言いながらぐりぐりと書いてくれた。可愛かったのでこれも動画に撮った。

そんな感じで2人で準備したバレンタインのチョコレートを、14日当日に旦那さんにプレゼントした。

わたしの分を渡すと「お、ありがとう」という反応だったのに対し、娘ちゃんに「どーじょ」と手渡されると「わ~~~~~娘ちゃんくれるん!ありがとうな~~~~~~~!!!!!」と、頭をよしよししてぎゅーしていた。反応が違いすぎると思うものの、正しい反応でもあるなとも思った。わたしも娘ちゃんから「どーじょ」とプレゼントなんて渡されたら同じ反応をする自信があるから。

そんな感じの我が家のバレンタイン。今年も平和で、幸せな日でした。


今日もおつかれさまでした。



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