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化粧品に使用される防腐剤は安全なの?

化粧品には品質を保つために
防腐剤が含まれています。
食べ物と比べてみると
開封後からの試用期間が長く
一般的に常温で保存されます。
長く使用しているうちに
手指に付着している常在菌や
空気中の細菌が入り込んでしまう
ことがあるため、防腐剤を使用しなければ
微生物の繁殖が進み腐ってしまいます。
微生物を死滅、減少させ最後まで
品質を保ったまま使用するために
殺菌効果のある防腐剤が必要不可欠です。

日本では、配合禁止成分や配合可能な
成分リストがあります。
安全性に留意した規定になります。
それぞれ
①ネガティブリスト 
②ポジティブリスト

と言います。
医薬品医療機器等法に従って
ポジティブリストに掲載されている
防腐剤のみだけ配合が許可されています。
つまり、ポジティブリストに掲載
されていない成分は使用できないのです。
安全性が確保出来ない成分に関しては
一切使用されていないということです。
規定には、使用部位や使用方法に応じて
具体的な規定があります。
使用が許可されている防腐剤は
数十種類とありますが、中でも実績や
安全性が高く評価されている
メチルパラベン、エチルパラベン
フェノキシエタノールなどが
よく使用されているのを見かけます。
メチルパラベンは、殺菌力はパラベンの
中でも最も弱いものの、肌への刺激が
非常に少ないため低刺激化粧品に
使用されています。
パラベンは、他の種類のパラベンと
組み合わせることてで殺菌効果がアップします。
パラベンは肌に悪いというのを
よくSNSなどで見かけますが
防腐剤が入っていない化粧品の方が
肌に悪いと思ってしまいます(笑)

パラベンフリーと書かれている化粧品には
フェノキシエタノールが
使用されていることが多い印象です。
パラベンよりも殺菌力が劣るため
単独で化粧品に配合されている場合は
パラベンよりも配合量が多くなってしまいます。
香水の香りを保つための保留剤
としても使用されることがあります。

防腐剤=悪ではないんですね。
化粧品を安全に使用するために
防腐剤は必要不可欠です。
成分の合う合わないは、防腐剤に
限らず何に対してもあるかと思います。
防腐剤に敏感にならず、使用感で
化粧品を選択していきましょう!

最後に…
殺菌と静菌の違いってお分かりですか?
殺菌は、最近などの微生物を死滅、
もしくは減少させる作用のことを言います。
静菌は、細胞などの微生物の増殖を
抑制する作用のことを言います。
似た言葉でも作用的には全く別なのです。

化粧品って奥が深くて
学べば学ぶほどどんどん知りたくなりますよね。

余談ですが最近私はニキビが
また再発してきて悲しみの舞です😭
恐らく化粧品を変えたため…
だと思われますので暫く様子を見て
行こうかと思います。
またレポしますので肌荒れと
戦う全ての方たちへ有益な情報を
お伝え出来ればと思います✊



今回もご覧頂きありがとうございます✨

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Watanabe Ayaka

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