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北欧流!冬のすごし方

寒い時期には気温がマイナス20度以下になるスウェーデン。
日照時間も短く、10時ごろ明るくなってきたと思ったら15時には暗くなります。
そんな暗くて寒い冬を快適に暮らすスウェーデンの日常を少し紹介します。


スウェーデンの冬は寒い!暗い!長い!

今日、今現在(午前10時)の気温はマイナス3度。
天気予報アプリによると体感気温はマイナス10度だそうです。
あぁ、冬が来たな〜という感じ。
ちなみにまだ我が家は暖房つけていません。

私が住んでいるのはスウェーデン中部。
気温がマイナスになり、初雪が降るのがだいたい毎年10月後半ごろです。
そこから長い冬が続き、雪が降らなくなるのは4月後半。
1年の半分が冬です(笑)

白夜でずっと明るかった夏から徐々に日の出が遅くなり日の入りが早くなり…
最終的には10時前にやっと明るくなって15時すぎには暗くなります。
「10時頃明るくなる」とは言っても、太陽が高い位置まで昇らないのでずっと朝焼けや夕暮れのような感じ。
基本的に暗いんです(笑)
日照時間が短すぎてビタミンD不足が問題になるほど。 

スウェーデンの暮らしには、そんな長くて寒くて暗い冬を快適にすごすための工夫がたくさんあります。

室内はセントラルヒーティング

スウェーデンの家はセントラルヒーティングというシステムで温められています。

この中をお湯が流れて部屋全体を温める

町のお湯工場から地面の下を流れて各家庭までお湯が届けられていて、そのお湯を使って家全体が温められているんです。

この機械が各部屋(トイレやバスルームも)に完備されていて、バスルームと玄関は床暖房になっていてすぐに水気が乾くようになっている家も多いです。

けれど、そもそもスウェーデンの家は気密性が高く、窓も2重や3重になっていて暖かく暮らせるように作られているので、我が家ではこのセントラルヒーティングを稼働させるほど寒く感じるのは年に数日です。

窓際がかわいい!

私が一番好きな北欧の冬の景色は窓際!
どの家庭やオフィスでも窓際にランプを置いたり、クリスマス前後には星の飾りをぶら下げたりと本当にかわいいんです。

スウェーデンはカーテンをかけない家が多いので、外から窓際の飾りがよく見えます。

外はすぐに暗くなるので、各家庭の窓で輝くこの星やランプたちが明かりとして活躍してくれるんです。
イルミネーションもたくさん点灯されていて、これも照明代わりの意味もあったりするのかなあと思っています。

日本でもIKEAに同じものが売っているみたいなので、もし行かれる方は見てみてください。

キャンドル

IKEAで大量のキャンドルが売られている光景にびっくりしたことがある方もいるんじゃないでしょうか。
私も日本にいた頃、IKEAの出口近くのキャンドル売り場の広さと種類の多さにいつも圧倒されていました(笑)

スウェーデンに来て、どこに買い物に行ってもキャンドルがたくさん売られていて、こんなに生活必需品として扱われているんだ!と感じました。

秋冬、寒くなってきて暗い時間が長くなってきたら家でもお店でも、道端でも(!)たくさんのキャンドルが使われています。

明かりはもちろんですが、キャンドルならではの火のゆらぎに癒やされます。

我が家のキャンドルたち

さっと家の中のキャンドルを集合させただけでこんなにありました(笑)
無香料のもの、香りつきのものなどいろいろあります。

キャンドルもキャンドルホルダーもプレゼントでいただいたり、何かを買ったときのおまけについてきたりで気づいたら数が増えています。

キャンドルを灯してゆったりコーヒーを飲んだり、本を読んだり。
編み物を趣味にしている人も多いです。
自分の機嫌をとるのが上手な人が多いなという印象です。
北欧の人たちは長い冬を快適に心地よく過ごせるように自分たちで工夫しているんだなと実感します。

連日気温はマイナスで雪も降ってすっかり冬ですが、北欧の冬はまだまだこれからが本番!
スウェーデンの長くて寒い冬を快適に過ごせるように私も心惹かれるインテリア雑貨などを集めてみようかなあと思っています。

昨日。木や土にも雪が積もって真っ白


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