ひとつのことに集中していると、ネタはなかなか見つからない。

いま電車でこのnoteを書いている。けれど、白紙のnoteを目の前にして、10分ほど固まってしまった。なぜか、ネタが思い付かないのだ。

いつもなら、日常の中に「あ、これ書けるかも」と思いつく瞬間がありふれていて、その瞬間を逃さない。もしもその瞬間がなくても、なんとなくnoteを目の前にすると浮かんでくる。いつもだいたい大丈夫。

けれど、今日はそういう訳にはいかなかった。なんでだろうと思い考えてみたけれど、きっと永遠に仕事しかしてなかったからだ。

仕事中は、仕事のことしか考えない。わたしであれば、文章のこと。どういう内容にしようか、どういう言い回しを使おうか、そればかりが頭に浮かぶ。だいすきな旅のことでさえも、そのときばかりは頭からこぼれ落ちる。

あまりにも集中しすぎて、他のことが入りこむ余地がないのだ。ひとつのことを考え続けると、視野がせまくなる。視野がせまいと、ひらめきはおりてこない。

仕事のことばかり考えることは、悪いことではない。けれど、間に束の間のひとときをはさんで、他のことに目を向ける。そうすることで、新しいアイディアはいとも簡単におりてくるものだ。

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