行き倒れる

負のエネルギー消費

負のエネルギーが、書きたい気持ちに繋がっている気がする。

たまに、執筆する力が出ないときがある。そんなときは疲れたか、ダルがっているだけなのだけれど、本当はちがう気がしてきた。何不自由なく生活できているときほど、書く気力が起きなくなりやすい。

もともと、「ここから這い上がる」みたいな(そんなドラマのような劣悪な環境で育ったとか、そういう背景は何もないけれど)、負のエネルギーでしか進む方法を知らなかった。マイナスの状況を改善したいから、進む。そうやって物事に取り組んでいた。

さらには、コンプレックスが強いことも関係している。人より劣っている部分が多いから、改善しようとしてきた。書くことだって、その中で唯一人よりも得意だった。だから、選んだ。

最近、負のエネルギーが強いからなのか、集中力があがっていた。どんどんタスクをこなして、仕上げていく。

けれど、今日ある程度終わりの目星がついた。そのときに、力尽きたかのようにある時間を境に、集中力が途切れた。プツンと、糸が切れるみたいだった。

そうやって糸が切れた時間にゆっくりと振り返ってみると、いまの状態に目星が付いた状態だった、ということだ。満足して、不自由がない。別にいまの状態でも、生きていける。

そんな状態は楽だけれど、私は耐えられないなあと思う。「のんびり平和に暮らす」という目標もあるのだけれど、それとこれは、また別の話だ。

負のエネルギーはない方が良いのかもしれない。けれど、たまに動くエネルギー源になることもあるし、そうやって消化していければ、落ち込むこともきっと減る。

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