岡田 歩

ヒーラー、エニアグラム講師。翻訳書『自由へのエニアグラム』(ナチュラルスピリット社) …

岡田 歩

ヒーラー、エニアグラム講師。翻訳書『自由へのエニアグラム』(ナチュラルスピリット社) https://ameblo.jp/reconnect99/ http://www.reconnect.jp/

最近の記事

エニアグラム/4が教えてくれること

目覚めのためのツール『自由へのエニアグラム』でフォーカスを当てている"自我のメカニズムを知ること"が、どんな風にあなた自身の本質との出会いに関係しているのかをポイントごとに紹介していきます。 今回はポイント4! 自分がどのポイントであろうと、1-9のすべてのポイントの特徴的反応が起きる場面があるのですが、ポイント4に関しては、日本人であれば、かなりその頻度が高いです。 日本の文化に4的な要素が流れているため、自分のポイントの傾向の上にうっすらかかっている膜みたいな感じで

    • 聖なる理念について④963/エニアグラム

      【聖なる理念について①】 【聖なる理念について②852】 【聖なる理念について③147】の続き。 ポイント9、6、3の聖なる理念について解説します。 ポイント963の聖なる理念は、他のポイントの聖なる理念を下支えするより根本的な様相です。 ポイント9 — 聖なる愛(全体性) ポイント9はエニアグラムの中で特殊なポイントです。 というのは、他のポイントはポイント9のバリエーションともいえるからです。ポイント9の認識システムは、気づきを麻痺させて、「意識の対象物ではなく

      • エニアグラム/8が教えてくれること

        目覚めのためのツール『自由へのエニアグラム』でフォーカスを当てている"自我のメカニズムを知ること"が、どんな風に本質との出会いに関係しているのかをポイントごとに紹介していきます。 今回はポイント8! 誤解が多いなと感じるポイントです。 自由へのエニアグラムを読むと、マフィアだとかヤクザだとかそんな例が出てきます。そんなこともあり、女性は自分がポイント8だと気づきにくい傾向があります。私もマフィアとかヤクザの雰囲気を持つ女性には会ったことがないもの。 マフィアのボスとかヤ

        • エニアグラム/7が教えてくれること

          目覚めのためのツール『自由へのエニアグラム』でフォーカスを当てている"自我のメカニズムを知ること"が、どんな風に本質との出会いに関係しているのかをポイントごとに紹介していきます。 でも、私、自分が1-9のどのポイントか知らないし... という方も、読んでもらえたら嬉しいです。 自分の核となるポイントは1つで それを知ることはとても大事ではあるのだけれど 何らかの状況で、あるいは、人生のある時期に自分の核となるポイント以外のメカニズムも発動されるからです。 もちろん他者理

        エニアグラム/4が教えてくれること

          聖なる理念について③174/エニアグラム

          【聖なる理念について①】 【聖なる理念について②852】の続き。 ポイント1、7、4の聖なる理念についてのまとめです。 ポイント1 — 聖なる完璧(全体性) 8の聖なる理念でみたように、リアリティにはいっさいの分離はなく、それは一個の一体の均一な何かです。これがリアリティの真実です。 「リアリティは部分に分けられない何かで、今この瞬間そのもの。それはまた、絶対的に完璧な何かだ」というのが、聖なる完璧です。 聖なる真実も聖なる完璧も(そして、9の聖なる愛も)全体性の視点

          聖なる理念について③174/エニアグラム

          聖なる理念について②852/エニアグラム

          【聖なる理念について①】続き。 ポイント8、5、2の聖なる理念についてのまとめです。 (ポイントの順番がバラバラに見えますが、ピンときやすい順番になってます) ポイント8 — 聖なる真実(全体性) ポイント8から始める理由は、聖なる真実がリアリティの一番の基礎だからです。 8の聖なる理念の真実は、普段使っている真実(=相対的な真実)とは意味合いがまったく違います。それは. 絶対的に分離はなく、バラバラに見える個別のものというものもなく、この視点から知覚すると次元が階層

          聖なる理念について②852/エニアグラム

          聖なる理念について①/エニアグラム

          昨年2022年の6月に弊訳で『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)が出版されて一年になります。訳していた2021年頃は、正直、まだそれがいったい何を指し示すものなのかが、十分にわかってなかったエニアグラムの用語があるんです。「聖なる理念」(Holy Idea)です。やっと解説できるタイミングがきたようです! 「聖なる理念」は、リアリティがどのようなものかを指し示すものです。 このリアリティというのが曲者で、目の前の現実のことではありません。それは見かけであ

          聖なる理念について①/エニアグラム

          『自由へのエニアグラム』の読書会

          8月28日(日)の午後に『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)の読書会を都内でリアル開催します! 密度が濃いいいいいいい本なので、6回の小分けにしてじわじわ読み進めていきます!単発参加OKです。 自由へのエニアグラムを足掛かりに自由を広げたい そんな方にご参加していただけたら嬉しいです! 自分では気づかなかった本の面白さに気づくことができたり それぞれの感じ方の違いを知ると発見がいろいろありますよ! いっそのこと 面白いんだけれど、xxxxページから

          『自由へのエニアグラム』の読書会

          『自由へのエニアグラム』の手引き ⑥

          『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)を読むための手引き⑥です。(手引き①、手引き②、手引き③、手引き④、手引き➄) サブタイプ 今回はサブタイプについてです。これ自分のポイントを知るヒントにもなるし、手引きの最初のほうに書いておけばよかった.… 手遅れだし、気を取り直して、説明に行きます… さて 顕在意識ではどう考えていようと、 無意識のレベルで自分=肉体+感情+思考だと信じている限り、 わたしたちは、自己が本当は何なのかに気づけず、 無意識のレベル

          『自由へのエニアグラム』の手引き ⑥

          『自由へのエニアグラム』の手引き ➄

          『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)を読むための手引き➄です。(手引き①、手引き②、手引き③、手引き④) 囚われと理想化と内なる二項対立 手引き➄ではサブタイプについて解説します。 囚われと理想化は、認識システムがどのような仕組みで世界を歪んで捉えるように催眠をかけるのか、内なる二項対立は認識システムが振る舞いや態度、容姿として現象化するときのスタイルを教えてくれます。 囚われ 『自由へのエニアグラム』では囚われという用語を選びましたが、エニアグラ

          『自由へのエニアグラム』の手引き ➄

          『自由へのエニアグラム』の手引き ④

          『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)を読むための手引き④です。(手引き①、手引き②、手引き③) エッセンスと聖なる理念と聖なる道 今回の手引き④ではエッセンスと聖なる理念と聖なる道について解説しますね。 認識システムの説明の冒頭に掲載された表は 囚われとか罠とか、あんまり嬉しくなさそうなカテゴリーが多いんだけれど、その中でも、この3つはなんだかよさげに見えます。 実際、まあ、よさげなものなんです。 そのよさげなこの3つの説明が、本文中になかなか出て

          『自由へのエニアグラム』の手引き ④

          『自由へのエニアグラム』の手引き ③

          『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)を読むための手引き③です。400ページ近くあるボリューミーな本なんですが、 ちょっと思うところがあって、何回かに渡って手引きを書くことにしました。(手引き①、手引き②) 各ポイントの最初のページの表について 各ポイントの解説の冒頭のページに表が掲載されています。 こんなやつ。 なのですが、この左側の列に並んだ項目「エッセンス」や「聖なる理念」などが何を指すのかが、認識システムの中で一番最初に説明されているポイント9

          『自由へのエニアグラム』の手引き ③

          『自由へのエニアグラム』の手引き ②

          『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)を読むための手引き②です。400ページ近くあるボリューミーな本なんですが、 ちょっと思うところがあって、何回かに渡って手引きを書くことにしました。手引き①はこちら ポイント 『自由へのエニアグラム』に限って言うと、ポイントと認識システムは、同じものと思って読み進めて大丈夫です! エニアグラムって、もともとはこの図形のことを指します。 なので、たとえば、食べたものがどう肉体に使われるプロセスとか、一週間をどう使うか、

          『自由へのエニアグラム』の手引き ②

          『自由へのエニアグラム』の手引き ①

          訳書『自由へのエニアグラム』(イーライ・ジャクソンベア著)が2022年6月に出版されました。覚醒ツールとしてのエニアグラムの本です。 400ページ近くあるボリューミーな本なんですが、 ちょっと思うところがあって、何回かに渡って手引きを書くことにしました。 手引きなんか必要なの? わたし自身は「本は読者が好きなように読むもの」という思いが強いほうなんです。 でもね、この本については、その思いをちょっと緩めました。 それにはこんな理由があるのです。 エニアグラムが初めて

          『自由へのエニアグラム』の手引き ①