「大学生、新卒のうちにやっておくべきことってなんですか？」
僕は大学生、新卒の方からこういう質問をよく受けます。

「今はやっぱりIT社会だから、基礎的なプログラミングとか？」
「国際社会で活躍するために、英語ですか？」
「手に職をつけるために難関資格の勉強をするべきでしょうか？」

間違いです。
正確には、先にやるべきことがあります。

食、睡眠、運動習慣の健全化です。

人間の体は何でできていますか？日々食べる食事です。
人間の疲れは何によって回復しますか？質と量が担保された睡眠です。
仕事をする体力はどうすれば向上しますか？毎日の少しだけの運動です。

プログラミング学習で体は構成されていませんし、英語をやってても疲れは癒えません。

たしかに、プログラミングや会計処理、英語を学ぶことで人生は豊かになります。
僕もこれらを使って人生を豊かにしてきました。
しかしそれらは人生にプラスを与えるもので、悪い食生活、睡眠・運動不足などのマイナスを補えるものではありません。

無駄です。

5%利子付きの借金したお金を、1%利子の投資に回しているようなものです。

まずは増え続ける借金の目処を立ててから投資をしましょう。

日本には「寝食を忘れて」なんて言葉がありますが、そんな努力の仕方をしていては、10年単位の長期間で見ると必ずガタがきます。

健康の重要性を説く各分野のレジェンド達はたくさんいます。

まず、人間として当たり前の基礎を作りましょう。プラスαの努力をするのはそこからです。

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