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6:『キシミンVS神様の巻』ごめん、こっちが6だった(笑)シリーズ前作をもう神様登場させちゃってるていで読ませてごめんよw

天使「神様! 大変です! キシミンなる者がここ最近地球という星でのさばり、あろうことか天下を狙っておるようです!」

神様「なんじゃと! おのれ卑小な人間のぶんざいで神をも恐れぬ傲慢な振る舞い、捨て置けぬ! 天罰を与えてやろうぞ!」

突如、キシミンの眼前に降臨する神様。

神様「待て! そなたがキシミンなる者か!?
 聞けばそなたの昨今の振る舞い、人の風上にも――」

キシミン「好き」

神様「は、はう!? な、なにを言うとるんじゃそなたは! よいか! わしはそなたに天ば――」

キシミン「大好き」

神様「え、え!? そ、そうなの? ……わしの事? そんなに?」

キシミン「うん」

神様「……コ、コホン! キ、キシミンよ!
今日はそなたの望みを叶えに参った! なんなりと申すがよい!」

キシミン「天下」

神様「なぬ!?」

キシミン「でもいい。自分でとる」

神様「ポッ///」

天使「神様…… -_-」

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。