今日、勤め先に退職の意思を伝えた。

パートとはいえ、こんな年末に言い出すなんて、なんと非常識なと思われる事は百も承知だ。

その位私の心は折れていた。

昨日の退社時点で、もう１日たりともココで働くのは無理だと思っていた。

終わらせるのが到底不可能な仕事量。

少しでも遅れれば、上司は冷たく鋭い感情任せの言葉をぶつけてくる。

それだけでも萎えるのに、弁明の余地も与えられない。

忙しいと言って、質問には答えない。

自分のちっぽけな自己肯定感を保つのさえ危うく、今にも反対側の淵へ堕ちそうだ。

周りのスタッフも同じ目に遭い、体調を崩している人もいる。

今の仕事は、元々自分の学びへの費用を稼ぐために入った。だから、仕事自体には未練は無い。

それでも辞めると言うのに、もの凄く勇気が要った。

そんな仕打ちを受けても、周りのスタッフには気を使う。まだいい人と言われたいのらしい。全くのお人好しだ。

さて、退職の意思を伝えた相手はどうだったか？

多少は焦ったようだ。
何故かと言うと、１月、２月は一大イベントともいえる事務作業があり、その経験があるのは私のみだからだ。

そんな時期に辞めるなんて、なんて非常識と言われそうだが。私自身、入社直後の今年１月にマニュアルを一冊ポンッと渡されて泣きそうになりながら自力で終わらせた。会社って人が居なきゃ居ないで、何とか回るもんなんですよ。きっと。

そこを何とかと、引き留められるのは危険なこと。

だってそれが終われば、また、パワハラもどきの言動が増えるのは目に見えている。

目先のことに騙されてはいけない。
自分の感じた違和感を無視してはいけない。

まだ、退職の日は決定されていないが、粛々と自分の将来を考える年末になった。

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