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2022年

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2022年の記事です。私の個人的な考えから世間の動き、あと未来予想などもしてみたいと思います。 教育、IT、エンタメ、スポーツなど何でも思いついたら書くのでぜひお読みください!
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記事一覧

M-1は漫才の原点回帰

2022年のM-1グランプリは、さや香とウエストランドの一騎打ちの様相を呈した最終決戦で、爆発的な笑いを取ったウエストランドが優勝しました。 日本国民全員が薄々感じていた、R-1グランプリの微妙な存在感を漫才の場を借りてはっきりと言い切った作戦勝ちだった気がします。 もちろんそれ以外も面白い例えばかりでしたが、結構マニアックな話題を出しているのにその説明が非常にわかりやすく、そういうしゃべくりの丁寧さがあっての優勝だったんではないかと思います。 ただ個人的には、奇をてら

アバター2が日本の興行ランキング1位にならない理由

アバターシリーズの最新作が公開され、世界各国で興行収入1位を獲得しているらしいです。 しかし日本では、スラムダンクの最新作とすずめの戸締まりが立ちふさがり、初週3位というバッドスタートとなったようです。 確かに自分も、スラムダンクや新海誠監督作品とアバターの続編のどちらかを選べと言われたら、完全に個人の好みでアバターが悪いわけではありませんが、前者のほうが楽しそうです。 過去には、ネットフリックスの世界各国の視聴数ランキングで、世界中「ストレンジャー・シングス」が1位だ

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賃貸派と購入派、あなたはどっち?

家を買うというのは普通の人の人生において、あって1回か2回しかない大きな出来事で、できるだけ失敗したくないと誰でも考えます。 私はだいぶ前に自宅を購入しましたが、その際にすべて正しい選択ができたかと言えばまったくそんなことはありません。 後で考えればこうしておけばよかった…というのはいくらでも出てきます。 もちろんうまくいったことも多いので全体としては満足していますが、不動産のプロでもない普通の人が完璧な選択などできないのが当然です。 さらに最近の不動産の激しい高騰、リ

これから日本サッカーに期待したいこと

カタールワールドカップの決勝トーナメント1回戦、対クロアチア戦は、非常に残念ながらPK戦の末負けてしまいました。 前半終了間際という最高の時間に先制点を取りましたが、後半早くに1点を返され、その後は互いに決定機がないまま引き分け、PK戦は経験の差を見せつけられました。 私の思う勝敗の綾は、クロアチアに1点を返される前から日本の守備陣の勢いが徐々になくなり、クロアチアの攻撃陣に対して詰めることができず、何本ものパスを続けて通されていたところです。 前田大然を中心にした前線

日本サッカーが世界に向けて動き出した

本日早朝、日本サッカーにとって大きな一戦、スペインを破って16強へ進出しました!本当にすごい! 私は録画を少し遅れて見ましたが、前半はドイツ戦の録画じゃないかと錯覚するような防戦一方で、しかしドイツ戦とは違って選手の表情に焦りはあまりないように感じました。 そして後半初めに立て続けに2点を取り、その後の長い長い守りと、時々カウンターで相手を脅かし、勝ち点3とともに決勝トーナメント進出を勝ち取りました。 今までワールドカップで日本は優勝国に一度も勝ったことがなく、今回ドイ

やはり日本サッカーはまだまだ世界に追いつけない

先日、日本サッカーがなぜ世界に追いつけないかを考えた記事で、世界のサッカーは日本とは違い、反則もいとわない力同士のぶつかり合いが常にあり、その激しさをファンが求めていると書きました。 もう一つ、サッカーという競技は日本では普通のスポーツですが、世界では常に勝利が求められる戦争のような厳しさがあり、最終的な勝ち負けが非常に重視される泥臭い総力戦である、とも書きました。 私が素人ながらに思うのは、日本のサッカー選手、監督やコーチ、チームや競技団体は世界でもうすでにかなり優秀な

妊娠は女性にとって損しかない

・・・という意見をTwitterで見ました。 妊娠してからの体調変化の苦しみ、出産の危険、子育ての大変さ、すべて女性側が負っていて男性には何もない、それって不公平だよね! というつぶやきですが、その面では本当にその通りだと思います。 これだけ医学が発達した現代でも、妊娠と出産は非常に身体的な負担が大きく、また個人差がとても激しいため、一般的な対応策が当てはまらない場合が多いです。 確かにまったく問題なく妊娠から出産まで普通に過ごせる女性もいます。 しかし、つわりや体調変

J-POPとJ-WAVE

私は音楽を聴くのが好きですが、特に90年代はJ-WAVEが好きでした。 今は音楽を聴く選択肢が多いのでFMラジオの比率は高くないですが、それでもJ-WAVEへの信頼感はいまだに揺らいでいません。 東京限定になってしまうかもしれませんが、J-WAVEのカッコよさは今までのラジオのイメージを非常に大きく変えたと思います。 もともと洋楽をよく聞いていたので、24時間本当にノンストップで洋楽が流れ続けるというのに驚き、放送中のジングルも凝っていて、かなりマニアックな洋楽が常に聴け

CITY POP

もうすでにみなさんご存じだと思いますが、「City Pop」と呼ばれる80~90年代の日本の曲が世界で再発見されています。 まず初めに、City Popのアンセムとでも言うべき代表曲のいくつかをご紹介します。 竹内まりや|Plastic love 松原みき|真夜中のドア Stay with me 八神純子|黄昏のBay city 秋元薫|Dress down 泰葉|Friday Chinatown City Popにつながるムーブメント これらの曲が海外で10年

意外と去っていく人が多い東京

東京の新築マンションの平均価格が8000万円を超えました。 2012年にはまだ5000万円台だった(それでも十分高いですが)価格が、上がり続けて何と8000万円台になり、さらに上がる可能性があるようです。 ちなみに全国の平均は5000万円くらいです。 原因として低金利政策、外国人投資家による購入、マンション供給数の減少などがあるようで、所得や資産によって異なるとは言え、正直ちょっと普通の感覚では買えない額になっています。 特に都心のタワーマンションなどの高額物件は、高い

我が家は中学受験に参加すべきか?と悩む方へ

私の子供は中学受験を経験し、今は目指した中学に通えています。 去年その体験をnoteにまとめましたが、その道のりは決して順調ではありませんでした。 1年前に掲載した記事が今でも少しずつ読まれていてありがたいとともに、小学生のお子さんをお持ちで、中学受験へのチャレンジに関して悩んでいる方は多いのではないかと思います。 私は子供の受験を通じて中学受験には決して避けて通れない条件があると感じ、それをお伝えすることで、その悩みを解決する一助になるかも知れないと思いました。 条件

人の狂気に寄り沿えるのが芸能か

世間にオタクが完全に認知された今ですが、オタク的な心情というのは昔からある種の狂気をはらんでいると私は思います。 昭和のおたくは、それがディープであればあるほど、世間から離れて自分の好きなものと心中しなければいけない肩身の狭さがありました。 まだ「マニア」と呼んでもらえるような、「収集」「模型」などの趣味はともかく、「アニメ」「アイドル」「ゲーム」などは違いました。 特にアニメ、アイドル趣味が、年下の異性への興味と結びつくと、決して明るい場所では見せびらかしてはならない

サッカーと戦争はよく似ている

サッカーワールドカップが2022年11月からカタールで開催されます。 日本代表は今までW杯に6回連続出場という素晴らしい戦績を残していますが、残念ながら参加国中ベスト16までしか進出したことがなく、決して世界の強豪といえる成績は残せていません。 今回日本が戦う予選グループ4チーム中には、優勝経験があり世界の強豪であるドイツとスペインがいます。 日本の予選突破はかなり厳しい状況で、もちろん応援はしていますがかなりの運を期待しなければいけないと思います。 しかし初戦のドイツ

マイナポイントのサービス設計がやっぱり良くなかった

以前にマイナンバーカードを作ったのですが、マイナポイントのキャンペーンに応募していなかったので、やってみることにしました。 詳細は上記を見ていただくとしてざっくりいうと、 ・新規入会で5,000ポイント ・銀行口座紐づけで7,500ポイント ・保険証として登録すれば7,500ポイント 計20,000ポイントもらえるということで実際にやってみたのですが、残念ながらこのサービス設計はいただけない部分があると感じました。 今まで国や公共のITサービスの出来がよかった記憶があ