こんにちは！ベビココです。
今回は前回に引き続き、子どもがなりやすい病気について、
まとめました。今回は、夏に流行する感染症についても触れて
いきたいと思います。

＜子どもがなりやすい感染症＞

●インフルエンザ
これは大人の中でもかなり有名な感染症ですよね！
やはり、なると死に至るケースもある程、危険な感染症です。
子どもの場合、風邪よりも強い症状で脳症などの合併症を引き起こす
こともあります。インフルエンザは鼻や喉の粘膜に感染して発症します。
特徴としては、急に高熱を出す場合が多く、筋肉痛、関節痛、吐き気、
下痢など通常の風邪よりも「ぐったり感」が強いです。

＊対応策
基本的に病院で治療するものですが、家庭で出来ることとして、
室内の保湿と保温を心がけ、水分補給はこまめにして下さいね！
また、病院でも1歳以上であれば抗ウイルス薬を処方され飲ませることも
ありますが、様々なニュースになっている通り服用後の異常行動等、
副作用がある可能性がある為、かかりつけのお医者さんとよく相談
することが大切です。

【夏に流行する感染症】
夏に流行する感染症はいわゆる夏風邪が原因で、いずれも重症になる
ことは少ないが、高熱や発疹、口内炎などは赤ちゃんには辛い症状が
出る為、把握しておくと良いです！

●ヘルパンギーナ
突然、39度台の熱が出て2～3日で下がるのが特徴です。
熱と同時に喉ちんこの辺りに、1～2mm程の小さな水泡が出来、
この水泡が破れるとただれ、喉が痛くなったりその為に食欲が減少
したりします。
対応策は特に特別な治療は必要としないですが、喉に熱い物や
冷たい物、酸っぱい物は避け、最低限水分補給だけはこまめに
行うようにしてください。

●手足口病
初めは薄く、口の中の粘膜や口の周り、下、唇、手、足などに赤い
斑点が出来て、それが次第に濃くなり広がってきます。そして、やがて
破れて潰瘍になり、かさぶたになったり自然に消えていくこともあります。
初めは口の中が先に出ることが多く、後に手足に出てくるケースが
多いです。斑点の規模は個人差があり、子どもによって少量しか
出ない場合もあれば、大量に出て消えるまでに時間のかかる子もいます。
受診は必須ですが、通常口の中は3～4日、手や足は7～8日で自然に
治ってきます。
ヘルパンギーナと同様、食事は喉に沁みない物を食べることを
おすすめします。

●咽頭結膜熱（プール熱）
原因はニュースでもよく耳にするアデノウイルスというのが
関わっています。アデノウイルスとは、 鼻やのどから入って扁桃腺、
気道に感染するウイルスです。このウイルスに感染すると、39～40度の
高熱が出て、喉が赤く腫れて痛みます。症状としては、目の充血や
結膜炎の症状が出たり、下痢や嘔吐も伴うことがあります。
治療は点眼薬などによる対症療法な為、自然治癒力を高めていきます。
また、結膜炎の症状がある時にはタオルや洗面器は家族と別にし、
子どもの目のケアをした後は手洗いを忘れないようにしてください。
そして、子どもが手で目をこすったり触れないようにすることが
大切ですが、触れてしまった場合にも必ず手洗いをするように心がける
ことが大切です。
熱が長く続く場合もある為、食事は本人が好むものを与えるのも、
気持ちが折れない秘訣です。

今回は、子どもがなりやすい病気第2弾をまとめました。
特に夏に流行する感染症に関しては、これから本格的な夏本番が
やってきます。夏は子どもは夏休みがあったりしますが、大人の夏休みは
あっても短いですよね。その為、子どもが病気になってしまうと、
より大変です。こういった時期は病児保育施設も満室で入れないなんて
事態も起きかねません。
そういった時に子どもを見てくれる子育てのプロがいると良いですよね。
勿論、家族親戚に頼めるのであれば存分に甘えた方が良いです。
しかし、家族と離れて暮らしている世帯も多いはず。病児の子どもを
預けるのは勇気がいるかもしれませんが、いざという時に頼れる、
存在を家族以外に持っておくことがこれからの子育ての中で、
必要になってくるのではないでしょうか。
子育てを良い方向でシェアする時代になると良いですね！！

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執筆者　株式会社FLOCO代表　師岡　紘那
～どんな環境下の子どもでもチャンスを与えられる社会に～
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