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~おすすめ本~ 『稼ぐが勝ち』 堀江貴文

こんにちは! Yoshi.です!

今回は、
「成功者になりたい」
「今の働き方に疑問を感じている」
という20代~30代にオススメしたい一冊をご紹介します!
それは、ホリエモンこと堀江貴文氏の著書

稼ぐが勝ち

です!

今や書店に行けばホリエモンの著書だらけだと思いますが、こちらは

2005年に書かれた、ライブドア時代のホリエモンの本です。

なぜ今さら?という感じかもですが、理由は知名度も実績も十分に積んでしまった現在の本より、まだ発展途上の時の本の方が、多くの人にとって説得力があると感じたからです。

こちらの本は、まさにビジネスの本質を突いている内容だと思います。

では、個人的に重要だと思ったポイントをザックリまとめてみました。

・20代は搾取されている。
・会社とは人を使うための道具
・営業がすべて

これらについて解説していきます。

● 20代は搾取されている

これは主に日本企業の給与体系についての話です。

日本企業の多くは年功序列型の仕組みを採用しています。

例えば新卒採用の給与は月に20万程度。

それに対して50代~60代の人たちは年収1000万をもらっていることも少なくありません。

でもそれは決して懸命に働いているからではなく、年齢の経過とともに給与が増えているにすぎません。

では給与の出所はどこかというと、若い社員の労働からです。

堀江氏は、

20代の若者は、給料ドロボーのオヤジたちを養うために就職している。」

そして

若者は実力主義の会社を選べば良いのであって、わざわざ年功序列型の企業に入ることはない。

と述べています。

私はもちろん、全ての年功序列型企業が悪いとは思っていませんし、懸命に仕事をしている50代以上のサラリーマンも大勢いらっしゃることも理解しています。

ただし、安定を求めて若い世代が年功序列に逃げ込むのはどうかと思ってしまいます。

たしかに、実力主義の会社はキツイです。楽ではありません。

高い精神力と向上心がなければ生き残れないでしょう。

しかし、自分の働いた分の価値が自分に還元されないことの方が損ではないでしょうか。

特にこれからの時代は、そういった観点で考えてみることも大事かもしれません。

● 会社とは人を使うための道具

堀江氏は

成功する人間とは、自分の知識や経験なんてちっぽけなものだと自覚し、他人の力を上手に利用できる人間のことです。

と述べています。

僕のようなサラリーマンは、会社に利用されているということを認識しておく必要があります。

それは、会社というところを上手く利用するためです。

多くの人は、

・自分で事業を起こす

・自分より優秀な人の下で働く

・フリーランス

の、どれかを選ばなければなりません。

堀江氏は会社をつくるのは簡単だから、若いうちにさっさと起業した方が良いと述べています。

ですから、意欲のある人は早いうちから起業を考えてみるのも良いかもしれませんね。

● 営業がすべて

ITやロケット事業など、常に最先端をいく堀江氏の発言としては意外かもしれません。

しかし、そんな堀江氏が営業の重要性を述べています。

僕自身が営業職なので、とても興味深い内容でした。

ズバリ、起業して成功させたければ営業をしろ。

ということです。

起業して失敗する人は、品質やサービスの良さを重視し、営業を怠ることが多いようです。

そして営業は難しいものではなく

・商品の内容

・値段

・買ってください

といったことを伝え、相手に納得してもらえば良いだけ。

そして、しっかり営業力が身につけば、どこからか商品を仕入れて、利ざやを乗せて売るだけ。どう考えても儲かる。

と主張しています。

これには反論の余地もありません。

そして、営業するコツも堀江氏は2つ挙げていました。それは

・気合

・根性

一見冗談のようですが、冗談ではなく気合と根性であると主張しているわけです。

堀江氏の主張をシンプルにまとめると

ビジネスで成功したければひたすら営業に徹しよう。

営業するために必要なのは気合と根性である。

となります。

気合だの根性だのと言うと時代錯誤な感じがするかもしれませんが、それは本質がわかっていないだけです。

なぜなら、
ビジネスとはもともと泥臭いもの
だから。

これは金言ですね。

まさに、「稼ぐが勝ち」です。

● おわりに

改めて、ビジネスの本質を勉強させられた内容でした。

やはり、今のホリエモンの本よりも、より本質を突いた内容だったと思います。

個人的に、いくらビジネス書を読んでも、結局は泥臭さがなければ成功できないのでは。と考えています。

私自身営業職ですが、商品頼り、サービス頼りの営業ではダメだなと実感しました。

気合・根性をさらに磨いて、営業活動していこうと思いました。

他にも、勉強になる内容が多かったので、気になる方はチェックしてみると良いかもしれません。