絶対にあきらめない❗️33歳で慶應義塾大学に合格した【現役慶應3年生】兼【英語講師】の人生❗️
【はじめに】
みなさんはじめまして!
私は偏差値40台の高校や、あまりこういう言葉は使いたくありませんが、いわゆるFランと揶揄されるような大学出身ながら、大人になって学び直しを決意し、33歳で慶應義塾大学に合格したと言う異色の経歴を持つ英語講師のバルボアです!
ここでは自己紹介と言う形で、私がどのような人生を歩んできたのかということと、なぜSNS等で自己発信をしていこうと思ったかについてを述べていきたいと思います。
この文章を通して、当時の私と同じような境遇の方々に少しでも勇気を与えられたら幸いです。ぜひ最後までお読みください!
【人生ドン底・・・負け犬根性に支配されたネガティブ男子】
私は常に自分に自信のない人間でした。
小さな頃から勉強もスポーツもできず、身体的特徴からイジメも受けました。
しかも12歳で母を亡くし、22歳で父をも亡くしました。なので常に人に比べて劣等感を抱えたまま、自信を持てず生きてきました。
特に勉強は全くできず、努力をしていないわけではないのに、成績は下から10番には必ず入ってしまうと言う有様でした。
当時は自分の脳には何かの病気があると本気で思っていました。
それから進学した高校は社会科と英語だけで単願受験ができる偏差値40台の埼玉の田舎の私立高校でした。
そこでは今度の大学受験こそ、満足のいく結果を出せるようにそれなりにコツコツ努力をしていましたが、成績は全く上がらず、英語の偏差値に至っては30台で、何も勉強しないで適当に答案用紙をマークした方がマシと言う有様でした。
その後1年浪人した後に何とか偏差値40台の大学の法学部に合格しましたが、「どうせ俺は努力しても無駄なんだ・・・」と言う悲観的な考えに常に支配されながら、実の少ない4年間を過ごしてしまいました。
そのような中で就職活動をする時期を迎え、当時の自分としては身の丈に合っていると思った中小企業を70社も受けました。
そして結果は衝撃の内定ゼロでした。
70社受けて内定ゼロです。
当時はまだ履歴書は手書きで書き郵送をしていた時代だったので、その労力が徒労に終わった気持ちと、70人の大人から「お前はうちの会社に不要な人間だ」と言われたも同然の精神的ダメージはかなり大きかったです。
しかもこれに加えて先に述べた父親の死去と言う不幸も重なってしまいました。
私の人生はまさにドン底でした。
【あの名作映画との運命の出会い】
しかしある時、私の人生を変える大きな出来事がありました。
それは、シルヴェスター・スタローンの名作『ロッキー』という映画を観たことです。
『ロッキー』は人生どん底の負け犬ボクサーが、自分への尊厳を取り戻すために、「人生やるか、やらないか」という分かれ道で、厳しい戦いの道を選び、苦しみに耐えながらも前に進み続け、試合には負けても最後に自分自身には勝つという物語です。
しかもこの作品は単なるフィクションではありません。
実際にシルヴェスター・スタローンと言う、全く売れない貧乏な俳優の人生を投影した作品なのです。
当時のスタローンは低予算映画やエキストラとしてくらいでしか映画に出たことがない無名俳優で全く仕事がなく、動物園で掃除の仕事をしながらなんとか食いつないでいました。
「もう30歳になろうとしている時期なのに、いつまでも俳優なんか目指していて、俺はダメなんじゃないか」と言う思いも抱えていましたが、それでも「絶対に夢はあきらめない」と言う気持ちで、「モハメド・アリ 対 チャック・ウェプナー」の実際のボクシングの試合に触発され、脚本を自分自身でたったの3日で書き上げて、超低予算映画として制作されたのが『ロッキー』と言う作品なのです。
つまりこの作品はダメな俳優の人生をダメなボクサーの人生に投影した実話ベースの作品なのです。
そしてこの作品はその年のアカデミー賞で「最優秀作品賞」を受賞して、スタローンは一躍時の人となり、アメリカンドリームを掴みました。
これを観た後に私は、「スタローンもダメな人生を送っていたけれども、諦めずに頑張って夢を掴んだんだから、同じようにダメな俺でも、頑張れば何かいいことがあるかもしれない」と言うように前向きに考えることができました。
『ロッキー』は私に非常にポジティブな衝撃を与えてくれたのです。
【そして見つけた進むべき道】
私は今までの人生でプロレスラーや俳優になるといった夢や目標ができても、結局そこに向かって努力することができず挫折を繰り返してきました。
しかし『ロッキー』を観た後は、自分も何かに向かって努力したいと言う気持ちになり、「何だったら自分は頑張れるのか?自分は何がやりたいんだ?」と自分に向き合いました。
自己分析の結果、自分が人生でやりたいことが2つ見えてきました。
1つは自分は「おせっかいを焼く」のが好きだということです。
誰かのために何かをして役に立つことができた時は、非常に満たされた気持ちになります。
もう1つは、プロレスラーや俳優になりたいというところにも通じますが、人前で何かを表現したいということです。
大半の日本人の方々とは違って、私は大勢の人の前に出て行って何かをするのが大好きです。
そして、この2つを満たすことができる仕事は何かと考え見えてきたのが、「先生」と言う仕事でした。
全く勉強ができなかった当時の自分には想像もできませんでしたが、実は自分は先生に向いているんじゃないかと考えるようになりました。
とは言え、人に対して教えられるスキルは何もありません。
しかし『ロッキー』を見た後の私は前向きです。
「先生に必要なスキルを今から頑張って身に付ければいいんだ!」と考えました。
「どの科目だったら頑張って勉強できるのだろうか?」と想像したときに、今までは成績は最悪だったし、大嫌いな科目だったけれども、自分はアメリカの映画やスポーツや音楽が好きなので、アメリカに関連すること、つまり「英語」だったら今度こそ頑張れそうだと思いました。
そして22歳の時に、12歳が習う中学1年生の内容から10年遅れで英語の勉強をやり直し始めました。
「3単現のS」が何なのかもわからないところから始め、何度も何度も挫折しそうになりましたが、「ここで諦めたらあの辛い思いをもう一回することになる」と思い、苦しい時は『ロッキー』を観返して励ましてもらい、何とか勉強を継続しました。
そして13年経った今では、予備校で東大英語を教えられるまでになりました。
【人生やるか、やらないか・・・やる方を選んで手に入れた“自信“】
また勉強を続ける中で、以前と違い自分に「自信」が持てるようにもなりました。
なぜなら新たな知識を得ることで自らを客観視できる要素が増え、否定的思考を取る必要がないと理解できたからです。
さらに勉強を通して知らないことを知り、その知識を自分なりの言葉に置き換えて英語講師として生徒に伝えることで、多くの生徒の人生に貢献できる自らの価値に気づいたからです。
つまり、私にとって勉強する事は自らに自信を与え、アイデンティティを確立する手段だったのです。
勉強して何かを知ることで、幸福感と充実感を得ることができます。
だから私は現在35歳にして、現在2度目の大学生活を送っているのです。
1度目とは違い、今回は明確に勉強する目的意識を持って大学に通っています。
勉強して知識を身に付けることで、日々新しい自分に進化している。
この感覚を味わえることが楽しくて仕方がありません。
勉強をすることを通して私は変わりました。
勉強によって救われたのです。
多くの知識によって視野も広がり、自分への自信も手に入れました。
そして私は英語を大学受験の勉強レベルを超えた学問レベルで学んでいきたいと言う気持ちに駆られて、再び大学に行くことを決意しました。
そして1年間の猛勉強の末、2022年度の慶應義塾大学文学部の一般入試に合格したことで学問への道が開け、私の自信は確固たるものになりました。
このおかげで、かつて努力するべきところでできなかった、つまり「人生やるか、やらないか」の分かれ道で、やらない方を選んでしまっていた過去の自分への後ろめたさを完全に払拭することもできました。
確かに今振り返ってみると大変な苦労でした。
諦めそうになることも何度もありました。
しかし、苦労して手に入れたこの経験は、私にとってかけがえのない財産です。
おかげで自分の人生もドン底から逆転しつつあると自負しています。
もちろんそれは慶應義塾大学と言うブランドを手に入れたからではありません。
私は憧れの大学だった慶應に対する愛校心は人一倍持っていると考えていますが、本質的に「ブランドはフィクションだ」と考えています。
大切なのは、自分で自分のことを誇りに思えるかどうかということです。
先に述べたように悲観的な思考しかできなかった当時の自分から、何事も前向きに考えられるようになって、日々生きていて楽しいと思える自分になった。
そういう意味で私は人生を逆転しつつあると思っています。
【私の夢】
私の夢は、現在の職業である塾や予備校での英語講師として大学入試の勉強を教えることを通して、1人でも多くの生徒に「自信」をつけてもらうことです。
もちろん生徒の成績アップと合格が授業の最大の目的なのですが、それと同じくらい私が大切に考えていることは「受験勉強を通して人生を生き抜く“自信”を手に入れてもらうこと」なのです。
大学合格は人生のゴールではありません。
その先の人生はかなり長いです。
そして生きることは全てが薔薇色というわけにはいかず、理不尽な苦しみを経験することもあるでしょう。
そういった人生の中で生徒達は大きな分かれ道に立ち、「人生やるか、やらないか」の決断をしなければならないことがあるはずです。
例えば、弁護士になるために司法試験の勉強をするか、しないか。
パティシエになるために有名パティシエに弟子入りするか、しないか。
その時に本当に自分が望み、正しいと思える「やる方」の道に進むには、自分を信じる「自信」が必要不可欠だと思います。
人間はどうしても楽をしたい生き物です。
私もそうでした。
しかし本当にやりたいことから目を背け、楽な道ばかり選んでいると、どん底まで落ち、二度と這い上がれなくなってしまいます。
人生はどんなパンチよりも重いのです。
ですから今後の人生を幸せに生きるために、人は一歩踏み出す勇気につながる「自信」を持たなければならないのです。
生徒達の中にはまだ将来の夢や目標が定まっていない人も多いです。
しかしだからこそ、いつ夢や目標が見つかっても大丈夫で、それに向かって努力する厳しい道を選べるように、「自信」は手に入れておくべきなのです。
【どうすれば自信は手に入る?】
そしてこの「自信」を獲得する最良の手段こそが、受験勉強だと考えます。
プロ野球選手になったりアイドルとして成功するには、努力だけでは不十分で、持って生まれた才能や運も必要になってくるかもしれません。
しかし勉強は違います。
生まれた瞬間に、将来の学歴はほとんど決まっているなどと、遺伝子の重要性がよく語られます。
しかし、正しいやり方で努力すれば、必ずできるようになります。
才能なんていりません。
親の経済力の問題などもよく言及されますが、勉強はお金をかけなければできないものでは決してありません。
塾や予備校に行くことが全てではないです。
大切なのは、「正しい勉強のやり方」を理解し実践できるかどうかです。
つまり受験勉強を頑張れば、生まれながらの運や才能に左右されず、誰でも「自信」を手に入れることができるのです。
両親ともに高卒であり、自らは偏差値40台の高校出身ながら慶應義塾大学に合格した「男版ビリギャル」の私が言うのだから皆さんに説得力を与えられると思います。
この不平等な世の中において、受験は相対的には素晴らしい平等な戦いのフィールドと言えるでしょう。
受験勉強を頑張ることにおいては、努力は必ず報われて「自信」を獲得することができます。
そしてその「自信」こそが、人生における分かれ道に立ったときに・・・
「自分のやりたいこっちの道を選ぶと困難なことがたくさんあるだろう。茨の道になるだろう。でもあの辛くて大変な受験勉強を頑張った自分なら、きっと今回も頑張れるさ!」
というように背中を押してくれるはずです。
もちろん受験勉強は辛いです。
しかしだからこそ、それと向き合い最後までギブアップせずに、ゆっくりでもいいので戦い抜くことで、受験生の皆さんは志望校合格と同じくらい価値がある「自信」が手に入ります。
その辛い戦いをサポートするために、矢吹丈を支える丹下段平の如くトレーナーとして共に戦うことこそ、私の人生の夢であり、生きる意味そのものです。
シルヴェスター・スタローンが“映画“を通して私に「自信」を与えてくれたように、私は“英語“の指導を通して1人でも多くの生徒に人生を幸せに生き抜く「自信」を与えたいのです。
【終わりに】
以上が、私の自己紹介とSNSで自己発信をしていこうと思った理由です。
言ってみれば、私は英語や受験の世界における『ロッキー』になりたいのです。
人生は生きてる限り何歳からでもチャレンジすることができます。
今までどんな失敗をしていたとしても関係ありません。
「人生やるか、やらないか」の分かれ道において、やる方を選ぶことが幸せな人生への近道だと私は信じています。
どん底の人生を歩んでいた私であっても、コツコツと努力を積み重ねれば、慶應義塾大学にだって合格できます!
これから皆さんが前向きな気持ちになれるお話や、英語の学習法に対するコンテンツを提供できればと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします!
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それではまた別の文章でお会いしましょう!
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