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2023年にリブランディングされた事例まとめ

Balloon Inc. では、ブランドにまつわる歴史やデザインの比較、分析などデザインリサーチ記事を掲載しています。

その中でも、2023年にリブランディングされたシンボル・ロゴタイプについて取り上げた記事をまとめました。大まかな業種ごとにまとめています。早速見ていきましょう。

飲料ブランド

世界の飲料ブランド市場は、およそ10社(ネスレ、ペプシコ、コカ・コーラ、ユニリーバ、ダノン、ゼネラル・ミルズ、ケロッグ、マーズ、アソシエイテッド・ ブリティッシュ・フーズ、モンデリーズ・インターナショナル)の企業によって成り立っています。

2023年は、飲料系ブランドのリブランディングの事例が際立って多く見られました。

メーカー・小売り

2011年までは世界最大の携帯電話端末メーカーであったNOKIAが、イメージ刷新を図るべく大幅なリブランディングを実施しました。

またオリジナリティあふれるプロダクトのデザインで知られるスウェーデンの電子楽器メーカー teenage engineering についても取り上げています。

元Appleジョナサン・アイヴによるブランディング

元 Apple のジョナサン・アイヴと彼のスタジオ LoveFrom が手がけたブランディング事例を取り上げています。
Appleでのミニマムなデザインとは大きく方向性が変わり、モチーフや描き込みの多い、真逆とも言えるアプローチが興味深いです。

SNS・Webツール

miro や Facebook など既に一定の認知度を獲得しているサービスは、細部をよりブラッシュアップするリブランディングを実施しています。

そうした調整は小さなものですが、今後のブランドの方向性を示す興味深い事例と言えるでしょう。

その他

7年振りにリブランディングを実施したVISAや、都市ブランディングの先駆けともいえる I❤️NY のリブランディングについて取り上げました。

おわりに

2023年は、年初から飲料ブランドのリブランディング事例が立て続けに実施された年でした。コンシューマー向けの商品であるため、比較的リブランディングサイクルは短いと言えますが、それぞれのブランドが異なるデザインアプローチを採っていた点は特筆すべきところです。

Balloon Inc. では、その他にもブランド評価について、AIにおけるクリエイティビティについて、など様々なリサーチ記事を掲載しています。

良ければそちら↑もご覧下さい。


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