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理学療法士が伝える!バンドマンは綺麗に腕を上げろ!


数ある中から僕の記事を見つけてくださり
ありがとうございます!


元バンドマンで現在理学療法士(※)として
働いてるやまねと申し訳ます。

※脳、筋肉、生理学、運動学などの知識を学び
 病院やクリニックなどで
 身体の痛みを取り除き、身体が動かしやすく
 なるように指導している職業。国家資格。




今日は
・身体硬いけど身体の動きよくしたい
・自分の身体の使い方を極めたい
・腕の動きを繊細にしたい
・ギタリスト、ベーシスト、ドラマー
 ピアニストで演奏が上手くなりたい

人向けに書かせていただきます!




この本を読んでいて
"あっ、バンドマンに活かせるな"
と思ったものがありました!



この本

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マッスルインバランス改善の為の
機能的運動療法ガイドブック

著:荒木 茂



いやいや、
医学書ですやん!
バンド関係ありませんやん!

ってなるかもしれませんが、

この本に書いてある
"動き"にヒントがありました。



簡単な人にはただただ簡単な
動きですが
皆さんにはできますか?


それでは挑戦してみましょう!



"腕を横にあげる"をやってみて!


簡単な話です。

立ってても座っててもいいです。

親指上向きで
肘を90度に曲げたまま
腕を真横に肩の高さまで上げてください!

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皆さんできましたか!?


"へへーん、余裕じゃん"
"この動きの何が深いねん"
"できひん人おるん?"

そんなこと思ってるあなた!!
ちょっと待った!!



この動作。
パッとやってみると
実はこうなってしまうことが多いのです!

NG例3種をみてみましょう!



NG集1
"肩が上がる"

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NG集2
"身体が傾く"

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NG集3
"肘を少し引いちゃう"

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皆さんいかがですか?

NG集みたいになってませんでしたか?


なぜNGだとよくないのかを
解説していきますね!




上手くできなかったら何がダメなの?


結論から言うと

これが上手くできないと
演奏中いらない力が入りやすく
演奏後肩こりになりやすい

のです。


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純粋に"腕"を動かしたいのに
動かしたくない肩や背骨が動き、
動作のブレなどに繋がる
のです。


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〜NG集1〜
肩を上げる筋肉ががんばりすぎてしまい
力みやすい癖を作ってしまう。

肩を下げる筋肉が弱くなってる。

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〜NG集2〜
体幹の筋肉が弱く、背骨が傾くので
筋肉の力が発揮しにくい癖を作ってしまう。
パワフルな音がだしにくい。

体幹の筋肉や肩の小さい筋肉が弱くなってる。

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〜NG集3〜
腕に力が入りすぎてしまう癖を
作ってしまう。

肩の小さい筋肉や
肩甲骨を支える筋肉が弱くなっている。

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これら
NG集の癖があると、、、

演奏中に肩があがってしまったり、
力みすぎてしまったり、
思った音が出せなかったりします。




"腕を綺麗に上げる"には!?


簡単にいうと
体幹を鍛える
肩甲骨を支える筋肉を鍛える
肩の小さい筋肉を鍛える
ワキを柔らかくする。


あとはこの動作を
肩甲骨が動かないように
鏡見ながら正確に腕を上げる練習を
反復しても良い
です。

(上手く力抜けてたら肩の小さい筋のトレーニングになります)



ワキに関しては以下の筋肉が柔らかいとOK!
広背筋
上腕三頭筋
大円筋
小円筋



特に伸ばしやすい
広背筋と上腕三頭筋のストレッチを
別の記事で紹介してます!




まとめ

純粋に腕が動かないと、、、

・演奏で力みやすい。
・肩がこりやすくなる。
・音のニュアンスを調整しにくい。



パッと見た感じ簡単そうですが
やってみると
肩が上がる人が多かったり、
肩の高さまで上がるまでに
ワキ辺りがピーンとなったりします。



バンドマンは自分の
"音"に向き合うことは多いかと思いますが
"身体"に向き合う時間は少ないかと思います。



自分自身がそうでした。


バンドマンの時は
憧れの人のフォームをみて
身体の負担など考えないまま弾いてました。



身体のことを知ることは、
バンド人生を長く快適に過ごす鍵に
なるはずです!!

そしてパフォーマンスもあげられます!



是非その一歩として
綺麗に腕を肩の高さまで上げられるように
なってください!


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