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【大学院の中国人の友達と再会】

今日は、数ヶ月前から聞いていた、アメリカのカリフォルニア州立大学サンディエゴの大学院で最初の半期だけ一緒だった中国人の友人が、旦那さんと日本に遊びに来ていて、東京から広島に移動の途中に名古屋で降りて会いたいと言ってくれたので、約束通り昼のランチタイムに会うことになった。

こんなときだから、キャンセルしたほうがいいとも思いがちだが、相手にとっては自分の事情は知らないし、わざわざはるばる日本に遊びに来てくれているし、約束は簡単に破りたくないので、そういったことが信頼につながると信じて、予定通りとした。もちろん会いたいということが1番の理由であるのだが。

友達は成都、旦那さんは北京近郊の出身で、旦那さんは現在シアトルで航空関係のエンジニアをしているのだとか。シアトルでエンジニアと言えば、ボーイングが有名でやっぱり航空関係の仕事かと思った。友達と旦那さんは結婚されたものの現在は遠距離で、友達はまもなくシアトルへの移住の予定とのこと。日本に近く、自分は夏が好きではなく、治安もいいから、シアトルは住んでみたい街の一つである。

友達は、カリフォルニア州立大学のロングビーチに途中で転校して、自分とは半年しか一緒の学校にいなかったのだが、その同じ仲間の取り巻きで離れてからもすごく仲良しで、何か5年くらい一緒にいたような仲の良さで、まさかで名古屋で会えて嬉しかった。同じ大学院仲間でマレーシア出身の友達がいるのだが、今日の中国人の友達は数年前にマレーシアに会いに行ったと聞いた時はなぜかうれしい気持ちになった。おそらく、まだ自分以外の他の誰かがしっかり繋がっているという安心感からくるものだろう。その大学院のアジア人が中心の仲間は本当に好きな友達で大切にしている。

自分は、中国の人は政府や世間のイメージで嫌われているところもあり、少し気の毒に思っている。実際に友達として持つと全くいい人ばかりで、自分は歴史が好きで歴史ある中国という国自体、そして中国人は大好きである。だから、いつも中国の人が遊びに来てくれると目一杯中国が好きということを表現する。

そして、日本にいると、メディアの影響からなのか、民主主義陣営の考え方に寄りがちで、民主主義陣営でない側の方の話を聞くことにより考えのバランスをとることができるので、中国人の人と話す機会を大事にしている。

名古屋の見どころは少ないと言うと、日本に興味がたくさんあったようで、東京や広島でも1回目の訪問では行かないような場所を訪れた、訪れる予定であったようだった。そこで、名古屋はものづくりが有名ということでトヨタの産業記念館を紹介すると楽しんで帰ったようだった。

いずれにせよ、なかなか大学院の友達は世界に散らばっているから一堂に会する事は限りなく難しく、行きたい国がたくさん出て来過ぎて困るのだが、こうやって個別に会うことは可能であり、短い人生だからどんどん他国へ行きたいと思った今日の再会であった。ちょっとしたランチタイムの時間であったが、やっぱり約束を守って良かったと満足であった。

#大学院 #友達#再会#reunion#中国#民主主義

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