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相沢沙呼「invert II 覗き窓の死角」

読んだ本の紹介

アマゾン

出版社:講談社
発売日:2022年9月14日
単行本:448ページ
内容:5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部突破『invert 城塚翡翠倒叙集』に続くシリーズ3作目。

この本を読んだ理由

第1作はミステリ賞5冠を獲得した作品というので、すぐに読みたくてKindle本を購入、その後2作目は図書館本を読みました。今回の3作目も既に1作目が映像化になったこともあり、購入しようか迷いましたが、図書館が早々と購入されたので借りて読むことができました。

あらすじ

嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とはーー。犯人視点で描かれる倒叙ミステリ。

Amazon内容紹介抜粋

感想

本作は副題で書き下ろしの「覗き窓の死角」がミステリとして秀逸な仕上がりになっていたと思います。

好き嫌いは分かれると思う部分は多々ありますが、主人公の城崎翡翠の個性を損なうことなく、またワトソン役(?)の千和崎真もこれまで同様いい味を出していました。

ミステリなので内容は触れませんが、今度の日曜から始まるTV放映第二章に向けて読んでおかれると、面白さが増すと思います。




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