死ぬべきなのは誰?
いよいよ本屋大賞候補作も最後1冊となりました。どんで返しがすごい、と口コミが広がっているので、期待して読みました。
読んだ本の紹介
出版:2022年9月8日講談社
単行本(ソフトカバー):304ページ
あらすじ
感想
ミステリーを解決したかに見せて、最後の最後に犯人が真相と心境を明かす場面には、震えがきました。見事などんでん返しです。
2019年にメフィスト賞を受賞してデビューされたそうですが、私はこの著者の作品は今回が初読みで、こんなに力のある方と知りませんでした。ミステリーとして国内の多くの賞のベストテン入りしているのも頷けました。
欲を言えば、犯人が犯罪を犯すに至る心境の推移をもっと丁寧に描かれていたなら、大賞にグッと近づいていたように感じました。
さて、これで候補作は全て読み終えました。
自分の中でこれだなという作品もあります。大賞発表を楽しみに待つこととします。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。