正しさに縛られ、愛に呪われ、それでも生きていく
2019年に「流浪の月」本屋大賞を受賞。映画化にもなって話題になった作家の今回本屋大賞候補作を読み終えました。
読んだ本の紹介
出版:2022年8月4日講談社
単行本:352ページ
あらすじ
感想
本屋大賞受賞作「流浪の月」の衝撃が強過ぎて、今回の作品はメディアが絶賛しているほど、私には響きませんでした。私も教育現場に勤務していたので、子どもたちの家庭環境の格差には、驚くことが多かったです。まさに現実は小説より壮絶な場合も多くあるのです。
本作は主人公の暁海と櫂が精神的な幸せを得て、終わりを迎えたのが救いです。
それでも今回の本屋大賞の上位には食い込む力作には違いないとは思っています。あと候補作が2作品残っていますが、どの作品が大賞なのか読み終えるごとにワクワクしています。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。