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青春ほど死の翳を負い、死と背中合わせな時期はない〜坂口安吾

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新型コロナウイルスが猛威を振るい、子どもたちの教育やスポーツの場をなくした現実を背景に、闇社会が集団不正入国と武装集団による兵器の密輸という、なんとも恐ろしい目的を主人公結衣が暴き、いつものように身体を張って阻止する、ハラハラドキドキ、戦いに勝つとスカッとし、その後結衣の今後に思いを馳せる、その繰り返しです。

本作で日本での闇社会のTopとなっている田代ファミリーの長男勇太が新たな毒性の強いウイルスをばら撒こうとしているのを阻止した結衣は勇太との戦いに勝利します。

そのことが結衣に好意を抱いていた、弟の勇次を復讐へと向かわせてしまうのですが。。。

表題は本作の表紙開けると書かれている言葉です。まさに本作に合った言葉だと読み終わって噛み締めました。

時代背景は今を確かに反映した、リアル感のある作品ゆえに、読み終えると次を読み始めたくなる、中毒性のある作品になってきました。

新型コロナウイルスが猛威をふるう春、センバツ高校野球大会の中止が決まった。昨年の夏、優莉結衣は甲子園にいた。通っていた高校の野球部が大会出場を決めたのだ。甲子園では刑死した父が率いていた半グレ同盟に所属していた男と再会する。甲子園球場にひそむライフル魔と、スマホのアプリに犯人から届く奇妙なミッション。一連の事件が半年余りの時を経て警察の捜査対象となり、結衣を新たなる戦いへと導いてゆく。(「BOOK」データベースより)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

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