池本喜巳写真集「近世店屋考」はスゴイ
今日昼過ぎ「これから森田さんの柿の蔕茶碗を見せてもらいたいけど行ってもいいかいな」と電話が掛かって来た
「良いですよ〜」と返事をしましたが
電話の主は有名な写真家池本喜己さん😍
池本さんは植田正治さんのアシスタントから始め
今は三徳山の投入堂の写真で知られる写真家で
「愛・地球博」の公式写真家でもあり国際的にも知られている人
以前「因伯の肖像」で三朝の陶芸家森田十雨さんを撮り
その茶碗の虜になったので
私の持っている森田さんの作品をもう一度見たいとのこと
ジャケットの写真が陶芸家森田十雨さんで
朝鮮茶碗の再現に一生を掛けた陶芸家です
⇓が柿の蔕茶碗
⇓は柿の蔕茶碗の裏
このような無作為の美に達するにはどれだけ研鑽を積まれたことか
⇓は黃伊羅保茶碗
こちらの無作為の美も素晴らしい
池本さんに
「こういう人を語り継ぐことや
別の写真集「近世店屋考」の店を記憶することは大切ですね
今はあっという間に地域の商店が消えてしまって」と言うと
「イオンが出来たり、ドラッグストアやローソンが出来たけな」
「ああいう店では店主と客の会話もないですからね」と応え
その「近世店屋考」を大型の写真集にして60部作ったよ」という話
「それは見たいなあ」というと
こんな大きな本でA3を3倍に広げた大きさ😮
上の写真をみたら、どうしても欲しくなり買ってしまいました😅
富士フィルムが全面協力してできた写真集で
中には今は失われてしまった商店が50店近く、このサイズで出てきます
これはもう我が家の宝です😍
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