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【適応障害・うつ】最近読んでいる本(7) ♯73

2022年9月末に適応障害、うつと診断され、2022年10月から現在に至るまで休職しています。3月末に退職予定です。


何冊か本を読み進めており、読んだ本のストックがたまってきたので感想を書き残したいと思います。

↑情報を見える化したり、書き出したり並べたり、仕事でアイデアを出したり企画したりするときに大いに役立つ方法がたくさん書かれていました。頭の中で連想するものを書き出したりする方法はたくさんあって、わりとどれも手軽にできることから、実践しやすく、身についたら相当自分の力になるものだろうなぁと思いました。自分から考えて行動するきっかけにもなるし、働き方で悩んでいる時に役立ついい参考書になると思いました。

↑いろんな著名人や作家さんのおすすめの一冊(なつかしい一冊)が紹介されたコラム集。読んだことのない本ばかりでしたが、これ読みたい!と思うようなコラムがいくつもあり、楽しく読むことができました。自分が生まれる前の本も多いので、新たな本との出会いがたくさんあり、心に残る一冊になりました。

↑上記「みんなのなつかしい一冊」で紹介されていた本。
村上春樹さんの訳であり、本の内容も美しいと思えた一冊でした。戦争での主人公の心境や他の登場人物との会話や出来事が書かれているおり、著者のオブライエン氏の経験をもとに書かれたフィクションの本です。どの章も主人公や登場人物たちの描写がわかりやすく、鮮明に描かれており、戦争で起こる悲惨な出来事や日常の会話など、細かく想像しながら読むことができたため、どこを読んでもとても印象に残る作品でした。

↑鳥類研究者が他のいろんな生物学者と共に南硫黄島に行き研究調査をする話。調査を冒険とし、本当に冒険をしているような感じでいろんなエピソードが語られ、軽い感じで書かれているのもあり、読みやすく引き込まれるような本でした。調査中同行する調査員が眼鏡をなくしたり、調査中に口に虫が入ってきて苦労したり・・・。
 南硫黄島の自然が原始的であり、人間がそのような環境を壊していく存在であるという主張も織り交ぜれらており、調査を通じて研究者の努力や自然環境保全の大切さを改めて感じることができる、そんな一冊でした。

↑生物学における研究や大学の博士課程のことなどについてどのような現状なのか詳しく書かれており、これから進学や研究を目指す学生にとって、とても参考になる本だと思いました。私も生物関係の大学に通っていたので、学生時代にこの本に出会っていたら、研究や学会での立ち回り、取り組む姿勢が変わっていただろうなぁと思いました。クチキゴキブリの翅の食い合いについても興味深く、その面白さもわかりやすく書かれており、著者の論文も読んでみたいなぁと思いました。

↑素敵なイラストと図解を織り交ぜており、とてもわかりやすい本です。動物たちの時間の実態について書かれてあり、地質の時間、大量絶滅の実態、家畜が生まれるまで、クジラの死骸はどうなるか、サンゴ礁の一生、季節の中でおこる動物たちの異変、体内のリズム、音のスピード(超低音周波、超音波)などなど・・・。多方面から生物がどのような時間を過ごしているかが興味深く表現されています。素敵なイラストや色遣いもあってさらにぐっと引き込まれた本でした。

↑家入一真さんの半生を物語った本。幼いころから壁にぶつかっては「逃げて」きた著者が、社長になるまでの家族とのできごとや、自分のいろんな経験を語っており、辛く苦しい経験をしても何度も立ち上がる姿を想像するとグッとくる部分がたくさんありました。とても読みやすく、引き込まれる世界観と内容に夢中になっていました。「前に進まなくたって、逃げることは悪いことではない。」という言葉が強く印象付けられる、素晴らしい本でした。


今回はいろんなジャンルの本を読み進め、知らない世界を知れたことがとてもよかったと思います。

特に家入一真さんの本は、くじけそうなときに読むと元気が出そうな本で、ほかにも何冊か本を出されているので、それらも読みたいなぁと思いました。



以下読んでいる本とこれから読む本。

以前、宮島賢也さんの本をおすすめしていただいたので、引っ越し後に図書館で借りて読んでみたいと思います。

その他は畜産関係の本を読み進めていきたいと思います。

そのほかにも興味がある本がたくさんあるので、見つけ次第随時読んでいければいいなと思います。

ジャンルにとらわれずいろんな本を読んでいきたいですね。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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