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”重さ”と”しなり”で動く身体へ ~MOTION ROPEの効果の秘訣~

こんにちは。練習改革 by mizunoです。この記事では、MOTION ROPEの特徴や効果が出る理由、そして正しい使用方法についてご説明いたします。是非最後までご覧ください!


MOTION ROPEとは?

MOTION ROPEとは、適度な重さとしなりのあるロープ形状のトレーニング器具です。1m4kgのものと、2.5kgのタイプがあります。

主に、柔軟性と身体操作性を向上させることを目的としているトレーニング器具で、特徴としては、ロープ形状のため自由度が高く、両手で振り回しながら身体に負荷をかけられることが挙げられます。

動画からわかる通り、モーションロープを使ったトレーニングは、肩甲骨と腕が連動して動いています。重さがあるため、様々なスイングをすることで遠心力が働き、肩甲骨が強制的に動かされます。その結果、野球をはじめとしたスポーツ動作に必要な肩甲骨の可動域アップや、筋力アップのためのトレーニングに利用できます。

そのため、活用方法としては、

  • ウォーミングアップ

  • 投手のブルペンやバッティング練習での待ち時間

といった、練習のすきま時間に野球に必要な肩甲骨周りの可動域や刺激を与えられます。また、試合前の球場外でのアップや代打やリリーフなどの試合中のアップでも使用ができます。持ち運びが便利なので場所を選ばずに活用できる特徴も併せ持っています。

使用シーン

4kgタイプは、主に野手や筋力トレーニング目的。2.5kgタイプは、主にシーズン中の投手やジュニアやラケットスポーツなどが対象です。

モーションロープの重さ比較

MOTION ROPEを使用した検証

では、なぜMOTION ROPEを使用することで柔軟性や身体操作性が向上するのでしょうか?ここでは、大学野球選手を対象に実施した検証結果についてご紹介いたします。胸椎回旋テストと肩関節外旋テストの2種類のテストを実施し、MOTION ROPEを使用したトレーニングの効果を検証しました。

胸椎回旋テストと肩関節回旋テスト

検証結果

上半身の柔軟性の向上がみられるという結果が得られました。

検証結果

※即時効果:トレーニング前とトレーニング直後を比較した際の効果
※長期効果:トレーニング前と約1か月間のトレーニング後を比較した際の効果


利用者の声

これまでにMOTION ROPEをご使用いただいた方々から、様々なお声をいただいております。どれも肩甲骨周りの可動域向上やウォーミングアップ効果があった結果、フォーム改善や意識につながったと思われます。
※効果や感じ方には個人差がございます。

投球への効果

・遠投~全力投球までの球数を短縮できるようになった
・開きを抑えられるようになった
・胸の張りを意識できるようになった

打撃への効果

・フォロースルーが大きくなった
・上半身と下半身のひねりが使えるようになった
・上半身と下半身が同時に回りやすい選手に効果的であった

トレーニング効果

・複雑な動きが可能で、いろいろな動きをする野球で効果的である
・しなりをコントロールすることで、体幹への負荷が出やすい
・ながらトレーニングで簡易的に体を温めやすい

このように、上半身の柔軟性の向上という結果に加えて、投球打撃などへの効果も得られたものと考えています。また、プロ野球選手にも実際にご活用いただいております。プロ野球選手の声につきましても今後noteを通じて発信してまいりますので、お楽しみに!!

活用方法例

おすすめの上半身のトレーニングメニューについては下記のnoteでご紹介しております。

また、今後下半身のトレーニングメニューについては下記のnoteでご紹介しております。

MOTION ROPEの使用方法につきましてご質問等ございましたら、こちらの記事のコメント欄にお問い合わせください。

今回の記事は以上となります。今後の投稿もお楽しみに!!

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