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旅の記憶 1994・夏 カシュガル #5 子どもたち


30年前の夏
僕は中華人民共和国
新疆ウイグル自治区
カシュガルにいた


カシュガルのバザールを歩く
ほかの街と一緒で
たくさんの子どもがいた


みんなカメラを向けるとみんな笑ってくれた


ただ、そういう時代だったと言えば
それまでなのだが
働いている子もたくさんいた


小さな男の子がロバ車を操る

特にバザールで
お手伝いをしている子は多い

この頃の中国は
ひとりっ子政策の真只中で
兄弟がいることの多い
少数民族の子どもたちは
働かざるを得なかったと聞いた


お店を手伝う女の子

なぜなら
2人目以降の子供を
国に登録するのは大変で
国に登録できない子供たちは
自分の生活費は
自分たちで稼ぐ必要があったようだ


子供には遊んでいて欲しいな


悲しいことだが
この時代
上海などの大都市でも
子供の浮浪者がたくさんいた

アジア旅行で垣間見た
発展途上国の厳しい現実


最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
次回は
『 カシュガルの街 』
       をお届けしますね。


カシュガルとは違った魅力の
1993年 陽朔のマーケットの様子は
こちら↓からどうぞ

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