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安倍晋三元総理、狙撃され死亡 ~ロスジェネの逆襲か?!~

1.安倍晋三狙撃事件

2022年7月8日(金)11:32頃、安倍晋三元首相が奈良市の近鉄線大和西大寺駅前の路上で、街頭演説中に山上徹也容疑者(41歳)に撃たれ、搬送先の病院で同日17:03に死亡が確認された。

2.容疑者はロスジェネ世代

容疑者の年齢を見てふと思ったのは「ロスジェネ世代か…」ということだった。「ロスジェネ世代(ロストジェネレーション世代)」とは1970~80年頃に生まれた世代のことで、「団塊ジュニア」とか「詰め込み教育世代」とか「就職氷河期世代」といった様々なネーミングで呼ばれている世代である。
この世代は「詰め込み教育」を受けているだけあって、他の世代に比べると「地頭のいい」世代でもある。容疑者もその一人で、海上自衛隊を辞めてから「FP(ファイナンシャルプランナー)」や「宅建」の資格を取得するくらい真面目な男だったようだ。

3.氷河期が生んだ不幸

この男、すなわち容疑者は、就職氷河期世代でなければ、自衛隊には入隊しなかったのではないだろうか?
そんな疑問が頭をよぎった。

安倍晋三元総理は2019年4月に「骨太の方針」の中で「就職氷河期世代支援」を掲げたが、その当時すでに氷河期世代は40歳前後になっており、「遅すぎた支援」と揶揄された。

4.安倍晋三の人生

氷河期世代の支援策は、名門家庭に生まれ、何不自由なく生きてきた「世襲議員」の人気取りとも受け取れた。
因みに、安倍晋三は小学校から大学までエスカレーター式に成蹊大学に入学し卒業した。その後の就職、結婚、出世もすべてお膳立てされた人生を送ってきた。妻である安倍昭恵夫人も同様に、進学、就職、結婚、出世は用意されたものだった。

一方、容疑者の人生は、いばらの道を通るしかない悲惨なものだったようだ。

5.犯行の動機

容疑者は犯行の動機について「政治的信条の恨みではない」と供述しているという。いずれにしても、手作りで殺傷能力のある武器を製作できる能力があり、FPや宅建などの資格も持っているのなら、違う生き方があっただろう。
容疑者が「ロスジェネ」として生まれてきてしまったばっかりに、他人も自分も不幸にしてしまったのを見ていると、もどかしさと脱力感しか残らない。

6.結論

世間は民主主義への挑戦などと言っているようだが、本件はレッドカーペットを歩いてきたブルジョアの申し子と、プロレタリアの対立が垣間見えた事件であった。

【付録】安倍晋三元総理の「追悼」動画

https://youtu.be/s2t6s3t7yuA


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