自炊マスターに、俺はなる② 魯肉飯(ルーローハン)
第2回目にして魯肉飯なんて、飛ばしすぎではないか。
心配である。
唐揚げに引き続き、もちろん人生初。
そもそもこういう台湾料理とか、
スパイス鬼盛りの中華料理とか、
インド料理もそうだし、
タイ料理とか、スリランカ料理とか、
いわゆる変わった味のエスニック料理(広義)に目がない私。
クミンとかターメリックとかナンプラーとかパクチーとか、
変な味のもの大好き。
盛れるだけ盛りたい。
言わずもがな、それらに関してはもっぱら外食一択なのだが。
ただ今回は、むくむくと湧いてきている料理への好奇心に便乗して、魯肉飯、作っちゃおうと思う。
むしろこういう、え、自分で作るんだそれ、みたいな料理の方が、
謎が多くて自炊欲が掻き立てられる。
レシピはこちらを参考にした。
豚バラブロックなんて初めて買ったし、
スパイスの八角も然り。
生姜を買うのを忘れてしまったが、まぁ何とかなるだろう精神で調理開始。
なんか豚バラブロック馬鹿でかいやつしか売ってなくて、一番小さいやつを選んだのにも関わらず、家に帰ってちゃんと見たら750gもの肉塊を買っていたことに気づく。
流石オーストラリアである。
まぁいい、大量に作ろう。
肉を買いに行く前にゆで卵は仕込んでおいた。
自炊ビギナーらしからぬ効率の良さだ。
日本から持ってきた10年ものの切れ味の悪い包丁で、でかい肉を捌いていく。
なんか皮付きだったみたいで、この皮を取るのにめちゃくちゃ苦労した。
し、皮を取ったら付近の脂までえぐれて、体感半分くらいになった気がする。
まぁ結果オーライである。(オーライなのか)
やっとの思いで肉を細切れにし、全てフライパンにぶち込む。
買った八角が、グラインダーがついてるやつかと思ったら、ホールのままで使わないといけないことに気づき戸惑う。
調べたら、パキパキ折って使えばいいらしい。
パキパキ折ってフライパンに投入。
とりあえず肉が規格外にでかかったので、レシピの3倍かそれ以上の調味料を投入。
そして煮込むこと30分。
半信半疑で味見してみると、
なんとめちゃくちゃ美味かった(震撼)。
弱火でじっくり煮たのと、酢もたっぷり入っているからか、ものすごく柔らかい。
ただご飯にかけて食べるから、肉は甘めの濃い味であればあるほどいいということで(独断と偏見)、調味料を雰囲気で注ぎ足し。
あとなんかパンチが今ひとつだったので、八角を追加投入し、
自己流アレンジで山椒とチリパウダーも加えてしまった。
(例の如く、こう見えてスパイスは色々取り揃えている)
そしてこれが多分大正解だった。
特に山椒がいい。いいぞ。
煮卵もいい感じに煮詰まっている。
横に添える小松菜はレンチンして終了。
そして完成したものがこちら。
※あ、米はパックの玄米です。いつも買ってる一番安いやつ。
もちろんこちらで特段高価な日本米ではないが、私はこれで十分満足。
そして実食。
結論、めちゃくちゃ美味しかった。
実は不安要素だった生姜の不在も、意外にも難なくクリアしている。
(あったらもっと美味しいのかな)
大量に出来上がったので、タッパーに詰めて作り置きなんかにもしてしまった。
(タッパーすら持っていなかった為、このために買った)
作ってみた感想、肉捌き時間と煮込み時間に時間はかかるものの、複雑な工程はなく簡単。
なんか、料理って、意外とやってみたら出来ちゃうもんなんだな〜と、
第2回目にして感慨深いこの頃である。
今後も、願わくばちょっと変わった料理達に、積極的に取り組んでいきたい所存。
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