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パパもママも名コーチ ー子どもの自己評価は、親の言葉が大きく影響するー

私は以前
数年にわたり
「親子のコミュニケーションとコーチング」をテーマに
日本全国を講演してまわっていたことがあります。

講演会場で声をかけてくださった
親御さんの中には
そのあとも
連絡をとりあったり
コーチングセッションを受けてくださる方も
いらっしゃいました。

今日はその中で、
私が今も記憶に残っているお母さんの事例を
紹介します。

個人が特定されないよう
詳細についてはぼかしていますこと
お許しください。

このお母さんとは
何度かメールのやりとりで
近況の報告を受けていました。

ある時、以下のような
長文が届きました。

コーチングを意識する前の私は、
しつけや愛情という名のもとに
口を開けば怒るか命令するかのどちらかしかない
というような母でした。

「ダメダメ!」
「そんなことも出来ないの?」
など小言ばかり口にする母のそばにいるわが娘といえば、
どんどん自信がなくなって、
何をするにも人に許可を取り、オドオドしていました。

ある日、
娘が友達からプロフィール帳の用紙をもらってきて、
その用紙を前に自分のことを書いているのを見ました。
その用紙の中にYes・Noで答える質問があり、
その1つに「自分が好き?」という項目がありました。
どう答えるかと興味津々で見ていると、
娘は
「う~ん、どっちかな~。
 私は何をやっても出来ないし、
 怒られてばっかだからな~」と、
「No」の方にマルを…。

『ショ~~ック!」

私はものすごいパンチをくらいました。
私が口にする言葉は
娘の自己評価の材料になっていたんだ、と…。

そして、ショックと同時に、
「何とかせねば!!」と本気で思い、
それからは
これまで以上にコーチングの考え方を
意識するようになりました。

事実をそのまま認める、
否定的な投げ掛けはしない、
「それでいいよ、大丈夫!」
「いつでも見てるよ!」
のメッセージを送り続けました。

半年後、娘に同じ質問をしてみると、
「苦手な事もあるけど、
 プールは頑張れているし、学校も楽しいし・・・。
 私は結構頑張っていると思えているから、
 そんな自分のことを今は好き!」
と言っていました。

とりあえず一安心です。
でも、これからも気を抜かず、
愛情を持ち、
我が子本来の力が出せる環境作りを
心がけて行きたいと思っています。

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