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火星探査版「スターシップ」は全長150mに、1回の打ち上げ費用は300万ドル–マスク氏発言

Space Exploration Technologies(SpaceX)を率いるElon Musk氏は米国時間4月4日、火星探査を想定した「Starship」の最終バージョンは全長150mにも達すると発言した。

海外メディアのSpace.comが報じた。

SpaceXが開発する大型宇宙船であるStarshipとブースターの「Super Heavy」で構成。

Starshipは宇宙飛行士が乗る宇宙船であり、衛星を打ち上げるロケットでもある。

ロケットの第1段となるブースターのSuper HeavyとStarshipを組み合わせると全長121mにもなる。

Musk氏は1月に「最終的には全長が140mや150mになるバージョン2に取り組んでいる」と発言していた(Apollo計画で使用された「Saturn V」の全長は110m)。

Musk氏はStarshipについて、再利用が進むことで1回あたりの打ち上げ費用が300万ドル(約4億6000万円)になるだろうと発言。

これは、2004年に打ち上げられた「Falcon 1」の3分の1以下の価格となる。

Musk氏は火星に人類を移植させるための目標について触れ、数千回のStarshipの打ち上げが必要だろうと指摘した。

火星が最接近する2年ごとに数百機のロケットを送るには、1日あたり約10回の打ち上げが必要になると発言した。

Starshipは、3回目の軌道飛行試験では、大気圏に突入して宇宙空間を飛行、その後大気圏に再突入した。

StarshipとSuper Heavyは海上で喪失した。

SpaceX幹部は、4回目の軌道飛行試験について5月初旬に実施する可能性があると発言。

「次のフライトで衛星を打ち上げることはないだろう。再突入を成功させ、着陸地点に降下させることに集中する」としている。

前回までのStarshipはブースターであるSuper Heavyが70m、月着陸や火星探索のStarshipは50mの120mだった。

また日本が格安ロケットとして開発、成功させたH3の費用は50億円だった。

今毎日のようにロケットを打ち上げているのは、このSpaceXと中国政府だ。

日本のロケットの具体的な発射予定はまだない。

出典元(写真も)は下記URL参照


*日本のロケット開発はどうしていくのだろうか
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