何年振りかの銀座です。

人も建物も売り物も全てが輝いて見える。

そんな中、女性と女子のやり取り。

「暑いのに、そんな冬物の洋服着てきて！」

女性が、

小学生の高学年か、中学生くらいの女の子に

一言いう。

「別にいいじゃん」女の子がいい返す。

女性は続けて

「みっともない」

あーだこーだ、女の子に言う。

この二人は親子だろうな。

出かける前にもやり取りがあっただろうな。

いろいろ想像が膨らむ。

女の子は女の子なりに、

都心に出かけるキメ服をチョイスしたのだろう。

しかし、お母さんが言う「冬物の洋服」とは

どれだ？

上は半袖Tシャツ、下は長ズボン、、

下の長ズボンの素材？？　

コーデュロイのような

少し毛足があるような素材感。

確かに厚手そうだが、

言われてみれば､､程度にも思える。

親子となると

暑いおもいをさせたくないという、

娘をおもう気持ちや

季節感を意識してほしい気持ち

世間体やら

いろいろな思いからの母から娘への

発信だったのだと思う。

しかし、娘はどうだろう。

自分なりに考えたファッション。

今回のお出かけコーデで、

もし暑かったな、ズボン違う素材が良かったかな

と気付きがあれば

きっと次に活かせると思う。

そんな経験が学びなのだと感じた。

しかし、きっとそんなやりとりを

忘れさせてくれる

きらきらした街を

この二人が満喫できたと思いたい。

そして何年か後に

きらきらした思い出となると信じたい。

きらきらはあふれている。