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人生を変えた一冊

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本を読んでの感想ですが、少し人と違う視点で読む事が多いです。 新しい気付きが得られるかも!
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記事一覧

記憶の索引で無限の可能性!樺沢紫苑著『記憶脳』

「あれ、どこだっけ?誰だっけ?何しに2階まで上がってきたんだろう?」と自問自答することが、年を重ねるにつれて増えています。 50歳を過ぎてからは、「もしかすると認知症の兆候かもしれない」と不安を抱えるようになりました。 そんな記憶力の衰えに悩みを抱えているいま、精神科医であり作家の樺沢紫苑先生の著書『記憶脳』が発売されました。 「あれ、どこだっけ?誰だっけ?何しに2階まで上がってきたんだろう?」という疑問の「記憶の本体」そのものは、簡単に失われるものではなく、その答えを

渡邊幸洋著『マネジメントを楽にする ゆるリーダーシップ』

経営者でも管理職でもない私が、タイトルに惹かれて手にした『マネジメントを楽にする ゆるリーダーシップ』を読んでの感想文です。 そもそも経営者でも管理職でもない私がなぜ手にとったのか、それはプライベートで趣味のコミュニティーを運営しており、当書のリーダーを主催者に置き替え、何かヒントを得たかったのです。 ひょんなキッカケから、2年前に自分の趣味である「野鳥と鉄道」のコミュニティーが誕生しました。 コミュニティー運営は大変そうですが、参加者は全員面識のある好意的な人達ばかり

樺沢紫苑著『精神科医が教える 幸せの授業』

樺沢紫苑先生の最新刊、『精神科医が教える 幸せの授業』は、2021年3月に発売された『精神科医が見つけた 3つの幸福』の図解版です。 約2年半前にも『精神科医が見つけた 3つの幸福』者著感想キャンペーンに応募しました。 記事後半に当時の感想文へのリンクもありますので、よろしければご覧ください。私の2年半の文章力の変化も垣間見れると思います。 🍀『精神科医が教える 幸せの授業』著者主催「感想キャンペーン」応募記事です 樺沢紫苑先生の最新刊『精神科医が教える 幸せの授業』

樺沢紫苑著『読書脳』

私のこれまでの人生は常に「人間関係・コミュニケーション」の悩みが絶えませんでした。 幼少期より「本」が大好きでしたので「人間関係・コミュニケーション」について書かれた「本」から「解決策」を模索します。 当書では「解決法を知るだけでストレスは軽減する」と書かれており、確かに「ストレス」は軽減していましたが、多くの本を読んでも「変化」は起こりませんでした。 「多読」することが「解決」への道しるべと信じており「感想を書くこと(アウトプット)」もなく、多くの本を読むために、売却

中村弘志著『悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい』

優秀賞を受賞しました! 骨格視覚矯正・創始者である中村弘志著『悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい』を読みました 私は、若いころ「肥満コンプレックス」を抱えており、人から見られないように「意識」し、うつむき気味で歩いていました。 ゆえに「姿勢」も悪く、鏡に映る姿は「猫背」で「コンプレックス」を倍増させます。 やがて「社会人」になり「肥満」こそ「解消」しましたが、「バス運転職」に赴いていたことで、1日中座りっぱなしになり「腰痛」を発症しますが、職業病とあきらめ我慢する日々

樺沢紫苑著『これからの生き方図鑑』

わたしの人生も「半世紀」を優に超えました。この「半世紀」を振り返ると、「自己開示」が出来なかったことが、わたしの「人生」に影響を及ぼしていたようです。 「自己開示」が、なぜ「大切」なのか「当書」には『自己開示をすると相手も自己開示したくなる。こうして互いに自己開示を繰り返すことによって、親密度が深まり、人間関係が深まっていく心理法則です。』と書かれています。 他人の目を気にして、自分を隠していたことで、「学生生活・職場・友人・夫婦」すべてが上手くいかなかったようです。

樺沢紫苑著『ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本』

☆彡結果発表がありました!「優秀賞」を受賞しました😉 樺沢紫苑先生の著書は、いままで多く、読ませていただきましたが、新刊の『ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本』は、今までとは違う何かを、感じました。 表紙の柔らかさと相まって、手触りが、ものすごく心地よいのです。この感覚は、文章で、お伝えするのは、難しいので、ぜひ手に取って欲しいと、思います。 著者の本を、多く読んできたと、冒頭に書きましたが、わたしが初めて、著者を認知したのは、著者自身が発信している

いくみ著『女性管理職が悩んだ時に読む本』

管理職の本、さらに、女性管理職ということで、本来なら、まず手にとることは、なかった本ですが、ご縁あり読む機会に、恵まれました。 わたしは「鉄道・バス業界」での「現業一般職」が長く、いわゆる管理職の経験は、ありません。年代的に、これから管理職になることも、まずないでしょう。 一般企業の管理職と、少し違う「交通業界」の「現業一般職の視点」で、感想を、書いてみます。 わたしが、勤務してきた「鉄道・バス業界」は、ながい間、男性職場でしたが、近年は、女性の進出も目覚ましく、管理職

まてぃだ せつこ著『特別支援学校の先生が教える 発達障害&グレーゾーンの子どもの才能を伸ばす育て方』

まてぃだ せつこ著『特別支援学校の先生が教える 発達障害&グレーゾーンの子どもの才能を伸ばす育て方』を、読みました。 わたしは、若いころから「路線バス運転士」をしていましたが、その中で多くの子供たちや、親子連れと、接してきました。 車内で突然「癇癪」を起こす、お子さんもいましたが、なすがままで「なんで親は怒らないのだろう」、一方で怒鳴り散らす親御さんも「そこまで怒鳴らなくても」と思いながらも、「ポーカーフェイス」を装います。 1人で乗車中に「パニック」になってしまう子や

樺沢紫苑著『マンガでわかる神・時間術』

初めて「最優秀賞」受賞しました! 食事会に、招待いただき感激しました! 私の仕事は「バス運転士」でした。毎日決められたことを、ただ繰り返し「公休日」はダラダラと「好き」なことをする。 激務で「自由時間」は少ないとは言え、このまま「定年」まで、なにも「変化」もなく過ごしていくと、信じて疑いませんでした。 そんな「何げない時間」が過ぎていた時に、定年後に、東京から福島に移住した父が亡くなり、母が1人取り残された時から、おおきな「変化」が訪れます。 普段は「明るくおおらかな

桐ケ谷淳一著『資格合格 逆算メソッド 』

超難関資格「司法書士」を「6回」の挑戦を経て、合格を勝ち取った「桐ケ谷淳一著『資格合格 逆算メソッド』を読みました。 当書では「情報は一冊のテキストに一元化」と書かれています。 その一冊に「気づき」や「情報」をガンガン書き込んで、汚くしていくことにより、わからないことがあれば、この一冊に戻ってくれば情報が載っている自分だけの「オリジナルテキスト&辞書」になるそうです。 当書を読む「今」この瞬間まで「本」は綺麗に使いたい「マーカー」で線を引くことなど、ありえないと感じてい

樺沢紫苑著『言語化の魔力』「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」自己啓発部門賞を受賞!

とても嬉しいニュースが入ってきました。2022年11月に発売の樺沢紫苑先生『言語化の魔力』が「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」自己啓発部門賞を受賞されました。 みなさんも何かしらの「悩み」を抱えて、生きているのではないでしょうか。 当書では「悩みの3つの軸」を使うことで、悩みを理解し分析出来ると書かれています。 私自身も現在進行形の大きな悩みがありますが、この「3つの悩みの軸」を使い分析した事で、悩み解消へ大きな一歩を踏み出すことが出来ました。 悩み解消に向け

伝わらないのは存在しないのと同じ~小国士郎著『笑える革命』

小国士郎著『笑える革命』とある女性から、おすすめいただき読みました。 元NHKプロデューサーの著者が、笑えない「社会課題」を笑えるように伝える。「どれだけ大切なことだったとしても伝わらないものは存在しないのと同じ」情報発信や、自分自身が今やりたいことを模索している私には気づきや得ることの多い一冊でした。 🍀人が動く応援されるには 「自分が実現したい未来を語っても賛同は全く得られない」まず「今なぜこれを伝えるのか」自分が実現したい未来に向けて、行動するだけではなく大義が必

未来の自分を信じて~樺沢紫苑著『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』

樺沢紫苑著『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』を読みました。 『言語化の魔力』が手元に届いた今まさに、人生の選択の岐路に立たされる出来事が起こっていました。 この出来事が起こり数週間は、気力もあり解決への道筋を考えていました。しかし次第に気持ちもネガティブになり、思い悩むことも多くなります。 「どちらの道に進むべきか」「自分の気持ちに正直にいくか」「現実的に考えた方がよいか」このあたりで、全てのやる気と思考が停止しました。 当書に書かれている「ワーキングメモ