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暑い寒い。

 暑くてたまりません……。 
冷房すれば寒いし、年々、暑さに弱くなっている気もしますが、きっと地球温暖化のせいだと思いながら、何かのせいにしておけば楽になるわけでも無いけれど。
 
 週明けから息子が微熱を出して、学校でも(他学年)学級閉鎖があったりして、とうとうPCR検査を受けて来た。鼻を長い綿棒みたいなやつで擦られるシーンを見過ぎたせいか、息子は「痛そう、嫌だなぁ〜」と顔を曇らせ気味だったけど、そのクリニックは唾液採取法になっていた。受付で「この線までね。そうじゃないと検査出来ないからね」と外に設置された椅子に座り容器を持ちながら格闘。
唾液って何故か?出そうとすればするほど出ない人間の不思議。
「梅干しを口にするイメージをしてごらん!」と励ましながら(このシュールさに苦笑いしていた)息子は「梅干しなんか食べないし!」って生意気に返す。
変な親子。
物事は、なるようにしかならない。

 先日の某商業施設での転落事故。最初は10才と報道があり、なんて痛ましい事故なんだろう。意識不明と聞いたから、せめて一命を取りとめて欲しいと祈るような気持ちだった。丁度同じくらいの子供を持つ身としては。
翌日、亡くなったニュースを見て、その子が自ら転落した自死だとの報道を知った。頭が一瞬、混乱してしまった。
12才で死のうと遂行した心理は、どんな思いだったんだろう。12才でこの世から去ろうと思うなんて、どれだけ苦しかったんだろう。
以前だったら、限りなく子供側の感覚で物を考えたけど、自分が親になってからは、やはり子を育てる目線から入るようになった。今でも"親には親の人生があり、子には子の人生がある"と思うし実際にその通りだと感じている。
亡くなった子の親の気持ちを想像すると、何とも言えない気持ちが、どんどん心に沈澱して行く。
「この世に生まれて来たからには命を大切にしましょう」沢山聞いて来たし、理解して来たはず。でも、それだけでは割り切れないのが世の常ならば、誰しもが"自分の避難場所を持つ"ことでしか抗うことは出来ないのかも知れない。逃げを非難する傾向がある社会だけど、最近は様変わりしているから、親の立場としては「逃げて良い」自分を守る為にならば、命を守れるならばと言い切る強さを持ちたいと思いました。難しいけど。白黒つける。
他にも言いたいことは浮かぶけど、止めておきます。
ご冥福をお祈りします。
(ちょっとアウトプットをしないと精神的バランスが取れないので)

 

 

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